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【車窓への旅】留萌本線惜別と海に最も近い駅と秘境駅(3/5)

昨日の朝からの遅延に次ぐ遅延にヘトヘトになりながらホテルに帰ってきたのは、結局は午前0時を大幅に回った午前0時半。ビールとつまみで簡単な夜食を済まし風呂を浴びると既に午前1時半になる。
朝は5時半に起きたので、たった4時間の睡眠で再び札幌駅に戻ることになり疲れは取れない。
今朝は特急オホーツク1号に乗って網走を目指し、折り返して深川から増毛に向かい、深川に戻って深川泊の予定になっている。
札幌駅発車は時刻通りで今日は遅延は無さそうだと安堵したのも束の間、岩見沢で接続列車を待つために3分遅れる。
昨日も塩狩で各駅停車を待って、今朝も各駅停車待ちで遅れるのかと呆然とするも、オホーツクは途中で遅れを取り戻して快走するので安心する。
旭川から先は針葉樹林帯の風景の中を走り、北海道に来ていることを実感する。
針葉樹林の林の中を川が流れている様はとても美しく、欧米の風景のようにも見える(行ったことないけど)。
この針葉樹林の林の中に紛れ込むと、白いワンピースを着たブロンドの美少女の姿をした悪魔に魂を奪われるなどという、ワケのわからない妄想に浸りながら、車窓を眺めているとやがて遠軽に到着。


【白いワンピースを着た金髪の美少女の姿をした悪魔がいるに違いない森の中】

この遠軽駅は若き頃訪れて不愉快な目にあったことが忘れられない。
深夜の3時か4時頃に着いた夜行列車で、停車時間が長いから駅でもぶらぶらしようとすると改札は閉まっている。
近くを通りかかった、優しそうな保線員のおじさんに改札を出てもいいですかと尋ねると快くいいよと言ってくれる。
改札を出ると事務室にいた若い駅員に何故か睨まれる。
?と思いつつも、駅売店を見て特に買うものもないのでホームに戻ろうと改札を通ると、さっきと違う保線員四、五人に睨まれ、そのうちの一人に「お前らはどうのこうの」と怒鳴られる。
さっき、保線員の人に出ていいよと言われましたと穏やかに言い返すとバツが悪そうにブツブツ言って歩いていく。
真夜中に長い時間停車していて、駅員もいて駅の売店が開いているのに、改札を閉めていることに疑問を持つ国鉄職員(当時)がいないどころか、乗客を睨んだり怒鳴ったりすることは、当時の国鉄職員のやりそうなことでもあった。
もちろん、いい人もたくさんいたのだが、このような職員もまたたくさんいた。
駅で指定券を買いに行くと、若い者に敬語を使わない職員も多くいたし、国鉄職員なんてこんなもんだと、世間一般では認識されていた。
今のみどりの窓口の職員のサービスの良さを見ると、民営化して良かったことも多いなと再認識させられる。
しかし、本当にいい人もたくさんいたのは事実だから、元国鉄職員の人も当たり前のことながら人それぞれなのである。

などと、若き日の不快な出来事を思い出して憤慨していると、オホーツクはここで方向転換して逆方向に走る。
単調だった景色もしばらくすると、この辺で一番大きな町の北見を通り、空港のある女満別を過ぎると左に網走湖が見えて来て風景が華やかになる。
やがて、網走湖を過ぎると網走の町に入り5時間超の長旅が終わる。


【札幌ー網走間の車窓】

改札を抜け網走駅の様子を見ると昔と変わらぬ駅舎のようだったが、網走駅のシンボルとも言える駅前のニポポ電話ボックスがなくなっていた。
昨今の携帯電話の普及で電話ボックスは役割を終えたので、網走駅前も撤去されただろうと覚悟はしていたが、やはり無いと違和感がある。


【ニポポ電話ボックスの無くなった網走駅前】

と、感傷的な気分に浸るのも束の間、帰りの13時26分発のオホーツク6号に乗るために駅に戻る。
駅弁売り場で、モリヤ商店の帆立弁当とかにめしを買い、オホーツクに乗り込むと先頭の前面展望席を確保。


【先頭の展望席を確保】

遠軽で方向転換するまで前面展望動画を撮影し深川まで眠る予定が、乗り越す不安で結局は眠れず。
網走駅で購入した帆立弁当は車内で食べて、かにめしは深川のホテルで晩御飯用に残す。


【網走ー遠軽間前面展望】


【帆立弁当美味しい】

深川に定刻17時33分に到着し、5番線に回ると17時16分に着いた折り返しの列車に乗り込む。
折り返しの増毛行きは18時10分発で、発車時間が近づくにつれ、帰宅の高校生が少しづつ乗り込んでくる。
鉄オタ数名と多くの高校生を積んだ列車は定刻に発車し増毛へ向かう。


【深川駅に待機中の増毛行き】

高校生は全員、留萌までで下車して、車内に残ったのは深川からの鉄オタ数名と、留萌から新たに乗り込んできた鉄オタ数名で10人にも満たなかった。
19時40分、増毛に到着すると、折り返しの列車待ちの乗客もこれまた10人に満たない数。
3日後に廃止を控えた路線とは言え、車窓を楽しめない夜の列車だとこんなもんなのかもしれないが、これはこれでなかなか情緒がある。


【廃止直前の夜の留萌本線】

しかし、増毛着19時40分で、折り返しの深川行きが48分だから、情緒を味わっている時間が無い。
到着すると、列車の写真をiPhoneで撮り(雨で一眼レフは断念)、雨でぬかるんだ駅前をスノーブーツでバシャバシャと駆け抜け風待食堂を撮影して、駅に戻って列車待ちの列に並ぶ。


【増毛駅近くの風待食堂】


【夜の増毛駅と待っている人達】

と言っても、すぐ列車に案内される。JR北海道もこんな野暮な真似はしたくないのだろうが、折り返しの列車に荷物を置いて席の確保を防ぐためなので、乗客が多ければ多いほど、混乱して不平不満を招きかねないから仕方ない。
折り返しの乗客と駅で待っていた乗客、合わせて十数人を乗せた列車は再び深川へ向かって発車する。
列車の一番後ろから去っていく増毛駅を見ると、感傷的な気分が溢れてくる。
あと3日で、この光景は見れないのかと。
来たのはたった2回のくせに。

留萌で乗客が数名降り、閑散とした車両に揺られながら21時15分深川に到着。

睡眠不足と朝から列車に乗りまくったおかげで、ヘトヘトに疲れきった体を引きずりながらホテルに向かうと、寂れた深川の町にチラホラ雰囲気のある食堂や飲み屋を発見。
とても、外食してメートルをあげる気分ではないので、あらかじめ買っておいた網走の駅弁かにめしを、途中のコンビニで買ったビールでいただく。
昔のかにめしはもっと醤油っぽい色合いと味付けで、弁当の形も長方形だった。
今のかにめしも充分に美味しいが、昔のかにめしを懐かしく思い出して味わう。


【やっぱり美味しい網走駅弁かにめし】

明日のために、列車運行情報をJR北海道のサイトで確認すると、無情にも留萌本線は明日の始発から夕方まで運休が決定している。
明日の朝イチで増毛まで往復する予定だったのが、予定変更を余儀なくされる。
せっかくだから、朝はゆっくり起きようと覚悟を決める。
宮脇俊三先生だったら、今日の走行距離を出しそうだが、2日連続で朝から夜まで乗り通した疲れを癒そう。

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