いいぞいいぞニンニクいいぞ〜鷺ノ宮
今やテレビ東京のドラマ、「孤独のグルメ」と言ったら、かなりの人気ドラマだ。
天邪鬼な僕は原作の漫画を出版当時に購入して読んでいたから、「ま〜た、安易にドラマ化しやがって」などと思って観ることはしなかった。
もちろん、ネット等で話題になっていたのも知っていたし、それも好評だということも知っていたが、それでも観ずにいたのは偏にへそ曲がりの天邪鬼の為せる業なのである。
それが、途中から気が変わって観ることになったのは、妻の友人が正月に深夜でまとめて再放送したのを観て腹が減って発狂しそうになったと聞いて、どんなもんかいなと観たのが始まりだった。
すると、主演の松重豊の存在感や構成にまんまと引っかかり、ずるずると観るようになってしまった。
観だしてから気づいたのは、ドラマはドラマで漫画と遜色の無い世界を作り上げて、原作を壊すことなくドラマならではの味わいを深めていたということ。
松重豊の一挙手一投足、ゲストの人選、あまり有名ではないが脇を固める俳優の皆さんの演技、原作者が作った音楽等々どんどんツボにハマって、まんまとテレビ東京にしてやられてしまったのだ。
こうなると、今まで見逃した作品が気になるわけだが、さすがテレビ東京さんだけあって(何でヨイショしなきゃなんねーんだ!)、今年の4月からシーズン1の再放送を土曜日の昼間に始めてくれているのだ。
というわけで、毎週楽しみに再放送を観ていたら、鷺ノ宮のトンカツ屋さんの「みやこや」の回で胃を直撃するようなタチの悪い(褒め言葉です)、
ロースにんにく焼き
という、名前からしてアコギな(だから褒め言葉ですって)一品に遭遇してしまったのだ。
【最寄駅の西武新宿線鷺ノ宮駅】
この回は内容が特に濃くて、この回のゲストの田中要次がオカマ役で出てくるという凶悪ぶりで(これが意外に似合っていた)笑いを取り、途中の和菓子屋さんで、「栗大福」なる栗が丸々大福に一個入っているという、甘党ならずともヨダレの出そうな一品を紹介して、対極のニンニクへの落差を感じさせるという心憎い演出が光っていたのである。
【栗大福を売っている大和屋さん】
【栗大福の隣のあんず大福も気になる】
みやこやさんの夜の部の開店は夕方5時半なので、時間を過ぎたあたりに店を訪うと、夜の部の客第一号という栄誉に浴したので、自分へのご褒美として生ビールを注文しゴキュゴキュ飲みながら(浴さなくても飲んだけど)酒の肴を探し、
自家製焼豚と胡瓜の辛子和え380円
肉豆腐500円
を注文すると、お客さんはどんどん増え、店を出る迄には我々(僕とカミさん)を含めて12人と満員に近い状態になる盛況ぶりだった。
【みやこやさんの佇まい】
ビールの肴も無くなりそうになったので、本題の
ロースにんにく焼き
定食を「上」
↑
(量が増える)
で頼み、カミさんは「梅しそとんかつ定食」を頼んでシェア。
料理の出来上がる前から、厨房からタチの悪い匂いが押し寄せ(褒めてますよ〜)、胃の粘膜をこれでもかと刺激してくる。
この攻撃には通常の人間が太刀打ちなどできる訳もなく、ただひたすら茫然として事態の推移を見守るだけなのだ。
程なく、タチの悪い匂いを撒き散らせながらロースにんにく焼き定食が出来上がると、たっぷりのキャベツと手作りのマカロニサラダと共にニンニクソースにまみれた大量の豚ロースが姿を現わす。
【ロースにんにく焼き定食上の全貌】
【肉が三段重ね!】
【にんにくまみれのロースが食欲をそそる】
「孤独のグルメ」でゴローさんがこれを見て思わず笑みを浮かべたのが、よ〜くわかる佇まいだ。
これはビールのつまみより、ごはんでバクバク行きたい。
できるなら、ごはんは大盛りで頼むとなおいい。
ニンニクソースにまみれた豚ロースひと切れでごはん二口はイケる。
最初の方は、ほうほうってな感じで食べてても、途中からスイッチが入って猛然と勢いがついてガツガツとイケる。
「いいぞ、いいぞ、
ニンニクいいぞ。」
とゴローさんが言うのもよ〜くわかる。
寿司?パスタ?いいえ!
男はブタ!
と言い切れるインパクトがある。
そんなこんなで、何故かは知らないが、
男は黙って
豚ロースにんにく
という言葉を噛み締めて鷺ノ宮の夜は更けて行ったのである。
ああ、美味かったな
〜(幸せ)。
他の画像はこちら。
↓
【梅しそとんかつ定食】
【一品料理のメニュー 他にも多数あり】
【大和屋の栗大福】
天邪鬼な僕は原作の漫画を出版当時に購入して読んでいたから、「ま〜た、安易にドラマ化しやがって」などと思って観ることはしなかった。
もちろん、ネット等で話題になっていたのも知っていたし、それも好評だということも知っていたが、それでも観ずにいたのは偏にへそ曲がりの天邪鬼の為せる業なのである。
それが、途中から気が変わって観ることになったのは、妻の友人が正月に深夜でまとめて再放送したのを観て腹が減って発狂しそうになったと聞いて、どんなもんかいなと観たのが始まりだった。
すると、主演の松重豊の存在感や構成にまんまと引っかかり、ずるずると観るようになってしまった。
観だしてから気づいたのは、ドラマはドラマで漫画と遜色の無い世界を作り上げて、原作を壊すことなくドラマならではの味わいを深めていたということ。
松重豊の一挙手一投足、ゲストの人選、あまり有名ではないが脇を固める俳優の皆さんの演技、原作者が作った音楽等々どんどんツボにハマって、まんまとテレビ東京にしてやられてしまったのだ。
こうなると、今まで見逃した作品が気になるわけだが、さすがテレビ東京さんだけあって(何でヨイショしなきゃなんねーんだ!)、今年の4月からシーズン1の再放送を土曜日の昼間に始めてくれているのだ。
というわけで、毎週楽しみに再放送を観ていたら、鷺ノ宮のトンカツ屋さんの「みやこや」の回で胃を直撃するようなタチの悪い(褒め言葉です)、
ロースにんにく焼き
という、名前からしてアコギな(だから褒め言葉ですって)一品に遭遇してしまったのだ。
【最寄駅の西武新宿線鷺ノ宮駅】
この回は内容が特に濃くて、この回のゲストの田中要次がオカマ役で出てくるという凶悪ぶりで(これが意外に似合っていた)笑いを取り、途中の和菓子屋さんで、「栗大福」なる栗が丸々大福に一個入っているという、甘党ならずともヨダレの出そうな一品を紹介して、対極のニンニクへの落差を感じさせるという心憎い演出が光っていたのである。
【栗大福を売っている大和屋さん】
【栗大福の隣のあんず大福も気になる】
みやこやさんの夜の部の開店は夕方5時半なので、時間を過ぎたあたりに店を訪うと、夜の部の客第一号という栄誉に浴したので、自分へのご褒美として生ビールを注文しゴキュゴキュ飲みながら(浴さなくても飲んだけど)酒の肴を探し、
自家製焼豚と胡瓜の辛子和え380円
肉豆腐500円
を注文すると、お客さんはどんどん増え、店を出る迄には我々(僕とカミさん)を含めて12人と満員に近い状態になる盛況ぶりだった。
【みやこやさんの佇まい】
ビールの肴も無くなりそうになったので、本題の
ロースにんにく焼き
定食を「上」
↑
(量が増える)
で頼み、カミさんは「梅しそとんかつ定食」を頼んでシェア。
料理の出来上がる前から、厨房からタチの悪い匂いが押し寄せ(褒めてますよ〜)、胃の粘膜をこれでもかと刺激してくる。
この攻撃には通常の人間が太刀打ちなどできる訳もなく、ただひたすら茫然として事態の推移を見守るだけなのだ。
程なく、タチの悪い匂いを撒き散らせながらロースにんにく焼き定食が出来上がると、たっぷりのキャベツと手作りのマカロニサラダと共にニンニクソースにまみれた大量の豚ロースが姿を現わす。
【ロースにんにく焼き定食上の全貌】
【肉が三段重ね!】
【にんにくまみれのロースが食欲をそそる】
「孤独のグルメ」でゴローさんがこれを見て思わず笑みを浮かべたのが、よ〜くわかる佇まいだ。
これはビールのつまみより、ごはんでバクバク行きたい。
できるなら、ごはんは大盛りで頼むとなおいい。
ニンニクソースにまみれた豚ロースひと切れでごはん二口はイケる。
最初の方は、ほうほうってな感じで食べてても、途中からスイッチが入って猛然と勢いがついてガツガツとイケる。
「いいぞ、いいぞ、
ニンニクいいぞ。」
とゴローさんが言うのもよ〜くわかる。
寿司?パスタ?いいえ!
男はブタ!
と言い切れるインパクトがある。
そんなこんなで、何故かは知らないが、
男は黙って
豚ロースにんにく
という言葉を噛み締めて鷺ノ宮の夜は更けて行ったのである。
ああ、美味かったな
〜(幸せ)。
他の画像はこちら。
↓
【梅しそとんかつ定食】
【一品料理のメニュー 他にも多数あり】
【大和屋の栗大福】
JUGEMテーマ:名物グルメ
- 2016.06.05 Sunday
- 中野区を歩く
- 16:48
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- by ジョニー大倉山