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【車窓への旅】青森、ストーブ列車、五能線(1)2016/01/29

冬の旅はやはり雪を見たい、それも豪雪をなんて言うと、雪降ろしでヒーヒー言ってる人に激怒されるおそれもあるが、雪の少ない地域の人間の雪に対する渇望は雪国の人の理解の範疇を超えているのだから仕方がない。
だいたい雪国も、スキーや観光で潤っているのだから、魚心あれば水心ありってなもんで寛大な目で見ていただければ幸いなのだ。これでいいのだ。

と言うわけで、今回は青森へ向かい、ストーブ列車と五能線を楽しんで来ちゃったのである。

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【新青森行きのはやぶさ1号@東京駅】

2016年1月29日早朝、東京を午前6時32分に発車するはやぶさ1号に乗り9時50分に新青森に着くと、わずか8分で9時58分発の特急つがる4号秋田行きに乗り換て弘前で降り、弘前からストーブ列車の始発駅である五所川原へ五能線に乗って向かう。


【東京ー新青森間車窓風景・東北新幹線はやぶさ1号2016/01/29】

この新青森の8分の乗り換えはけっこうヒヤヒヤするもので、新青森の新幹線ホームから在来線への乗り換え改札へ向かうエスカレーターが長蛇の列になってなかなか進まず、乗り遅れるんじゃないかと気が気ではないのだ。
だいたい、あんなに土地に余裕のある所に駅を作ったんだから、もっとホームの幅を広げエスカレーターも余分に作ればいいじゃないかと毎回思う。

と、心の中でブツブツ文句を言って焦りながら在来線ホームに向かえば、左右に階段とエスカレーターがあるが、どっちへ行けば自由席か指定席かわかりづらい。
とりあえず、エスカレーターを降りて表示を見たら反対方向へ行かねばならず、さらにイライラしながら長い列に並ぶ。
この列の長さじゃ座れないかもしれないが、次の弘前で降りるからいいやと諦めていると、特急つがる4号はすぐに到着し、中に乗り込むと何とか通路側の席に座ることができた。

ひと息ついて窓の外を眺めると、新青森までの新幹線から見えた雪の量より多い雪が積もっている。
予め、スノーブーツを履いてきたので多少の積雪なら対応できると胸を撫で下ろす。
普通の靴を履いて来た日には、雪の中にズボッと突っ込んで、靴はおろか靴下やズボンの下の方まで雪まみれになってしまうからだ。

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【弘前駅に停車中の鰺ヶ沢行きの気動車】

弘前から鯵ヶ沢行きの五能線の気動車に乗ると、気動車特有の振動でブルブル揺れる。
ブルブル揺れながら五所川原に着くと、積雪はそれなりにあるものの、地元の人の雪掻きのおかげで歩くのには支障がない。

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【サンドイッチマンのポスターがやたら目立つ五所川原駅跨線橋】

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【五所川原駅の跨線橋から見る廃気動車】

五所川原の到着が11時57分で、津軽鉄道の津軽五所川原駅発のストーブ列車の時刻が14時10分と間が空くので、予め、行こうと検索していた駅の近くの喫茶店に行ってみる。

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【津軽鉄道の津軽五所川原駅。JRの隣にある】

喫茶店は「詩人」というロマンチックな名前の店で、ジャズが流れる落ち着いた雰囲気だった。

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【駅から徒歩5分くらいの「詩人」】

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【JAZZが流れる落ち着いた店内】

店の中は1階が禁煙、2階が喫煙と分煙されていて、お互いに不愉快な思いをしなくて済むようになっている。

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【ナポリタンのセットが美味しい】

ナポリタンとドリンクのセットを頼み、マイルス・デイヴィス・クインテットの「枯葉」を聴きながら優雅なひと時を過ごし時間を潰して駅に戻ると、少しづつ客が増えてきて、終いには中国人の団体まで現れ、中国語の大声が飛び交う中待つ羽目になってしまった。

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【懐かしい雰囲気が横溢する津軽五所川原駅舎内】

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【切符も硬券】

そろそろ、改札かなと思っていたら、売店にいた美人のお姉さんがやってきて改札を始めたので驚く。
驚いたものの、鼻の下を伸ばしながら跨線橋を渡り津軽鉄道のホームに降りると、ストーブ列車が待ち受けていたのだが、料金の発生する観光客向けのストーブの付いた車両が団体と一般それぞれ1両づつと、運賃のみで乗れる地元の人用の「走れメロス号」という気動車1両、計3両をディーゼル機関車で牽引するという編成だった。

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【ストーブ列車を牽引する機関車】

しかし、乗車してみると、団体と一般それぞれ1両づつと思っていたら、一般の車両の三分の一くらいまで団体用のスペースになっていた。

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【表示板も書体も今では貴重】

それでも、騒がしい中国人の団体はこっちに来なかったから幾分マシだったと思う。
ただ、一般車両もほぼ満員で、オバさん達が騒がしかったので五十歩百歩だったのかもしれない。

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【木製が主体の車内はレトロ感満載】

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【このストーブを見に全国から(中国からも)観光客がやってくる】

騒がしい観光客を乗せたストーブ列車は津軽平野の豪雪地帯をガタゴト走り、太宰治記念館のある金木で半分くらい降りて終着駅の津軽中里で折り返す。


【津軽鉄道ストーブ列車2016/01/29】

観光バスに乗り込んだ中国人と、ごく少数の観光客以外は、ほとんど津軽五所川原へ戻る。
列車にはトイレが付いていないため、津軽中里の駅のトイレは長蛇の列になる。
少し便意をもよおしていたので、大に入ろうとしたが、前に並んでいた中国人が子供を大の方で小便をさせて便座を小便だらけにさせやがったので諦めて戻る。

津軽五所川原に戻る列車ではスルメを購入して、係りの女性に焼いてもらう。

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【ストーブ列車に乗ったからにはスルメを焼かずばおれない】

係りの女性は焼き上げたスルメを軍手で裂いてくれるので、自分で裂く手間が省けるのでいい。
もっとも、スルメの希望者は多いので、各個人に勝手にやらせてたら収拾がつかなくなるのだろう。

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【女性係員に裂いてもらったスルメ。食べ切れずに持ち帰る】

再び金木に着くと、またもや多くの乗客が乗ってくるが、行きほどではない。
おそらく団体は金木で観光した後は観光バスで次の観光地か宿に向かうのだろう。
ツアーの観光客にとっては、片道だけ乗って、雰囲気だけ味わえれば満足だろうし、ツアー会社も提携先の土産物屋に連れて行かなければならないから、のんびり列車に乗っている場合ではないのだ。

往復とも騒がしかったストーブ列車の津軽五所川原駅への到着は16時6分で、乗り換えのJRの五所川原の発車は11分だから、時間の余裕は無い。
津軽五所川原の売店で何か甘い物でも買いたかったが、時間が無いので諦める。
決して、売店の美人のお姉さんのご尊顔を拝することが目的というわけではないのだ。と思う。そんな気がする。

JRの五所川原のホームに降りると、高校生を中心に混んでいる。
案の定、座ることはできずに川部まで。
川部に16時45分に到着し、青森行きの17時発の電車を待つ。

青森行きの奥羽本線の電車も高校生を中心に混んでいて、結局、新青森でようやく座れ、17時43分青森に到着。

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【ひらがなの看板が相変わらずな青森駅】

青森に着いたらすぐにホテルにチェックインする予定が、青森駅の跨線橋から見える青森港のライトアップに引き寄せられて、フラフラと散策してホテルへ向かう。

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【青森駅の跨線橋から見えるライトアップ】

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【雪灯籠が幻想的】

向かう途中には誘惑が待ち構えていて、青森駅前の「帆立小屋」と、その隣の「日本海庄屋」に引き寄せられそうになる。
「日本海庄屋」は店の中から「津軽海峡冬景色」が流れてきて、思わず入りそうになるが、チェックインを済ますと迷わず「帆立小屋」に。

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【テレビでお馴染み帆立小屋】

テレビで見たときは行列が出来るほどの人気だったが、8時半に入ったら四、五人の若者一組だけと閑散としていた。
とりあえず、生ビールとほたて貝焼味噌を頼んでから、ほたてづくし定食を頼もうとしたら、帆立が足りないので作れないが丼物は大丈夫とのことで、まぐろいかほたて丼を注文。

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【ビールが進むほたて貝焼味噌】

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【残り少なかった帆立をマグロとイカと一緒にいただく】

晩酌も済んだので後は寝るだけだが、せっかく青森まで来たのだから、3月に廃止になる最後のブルートレイン(厳密にはブルートレインじゃないといすみ鉄道の社長がブログで言ってました)急行はまなすの撮影に駅に戻る。

帆立小屋を出たのが9時過ぎで、急行はまなすの入線が9時36分だから時間的にはちょうどいい具合だが、やはり夜になると寒い。
ホームには既に、乗客や撮り鉄がチラホラいて、あちこち撮ったりしている。

入線時間になると、ディーゼル機関車に牽引されたはまなすの青い客車が、ガッタンという重い音を刻んでゆっくりと入ってくる。

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【青い車体が旅情を掻き立てる】

青森駅は突端の駅なので、牽引して来た機関車は切り離され、函館までの電化区間を入線して来た客車の最後尾に電気機関車を付けて入線とは逆の方向に向かう。

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【青森駅と夜行列車は最高の組み合わせ】

乗客やギャラリー達はホームや車内の彼方此方で写真を撮って、廃止されるはまなすを思い出に刻んでいる。


【最後のブルートレイン急行はまなす青森駅入線から発車まで2016/01/29】

やがて、時間になってはまなすは青森駅を出発していったが、乗客達の多くは去っていく青森駅のホームを眺めながら、感傷的な思いを胸に旅立って行ったのだろう。

東京駅を6時32分に出発してから、青森駅で22時18分発の急行はまなすを見送ったら、さすがに疲れが押し寄せてきた。
明日は、8時10分発の秋田行きリゾートしらかみに乗る予定を組んでいたついでに、札幌発の上り急行はまなすの青森駅到着を見に行こうと思ったが、疲れた体に6時19分到着に間に合わせるにはちょっとキツイので、今回は断念して次の機会にすることにした。

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