昭和テイスト満載のバスセンター〜盛岡
盛岡に、盛岡バスセンターという、昭和35年に開業した取り壊し寸前の古いバスセンターがある。
【盛岡バスセンター正面から】
【字体がモダン】
【バスの発着場は狭い】
しかし、取り壊し寸前とは言うものの、資金難やら何やらで取り壊しは遅々として進んでいない。
計画によると、取り壊し後にはマンション、商業施設、福祉施設、公共施設等の複合ビルのバスセンターに建て替えられるそうだ。
盛岡市の中心市街地活性化基本計画の事業の一環ということで、近代的だけど斬新さを狙い過ぎて、町並みから浮いてしまいそうなデザインを採用して、お役所仕事が炸裂しそうな予感がする。
そんな暗い未来を勝手に思い描きながらバスセンターの中に入ってみると、内部の空気が昭和で止まっているのがわかる。
【国道側の入口】
床の所々ひび割れたコンクリートやバスの乗車券販売窓口や売店の蛍光灯の看板には幾年もの年月を経過した深みがある。
【昭和の国鉄みたいな窓口】
看板はフルタのチョコレート、明治スカット、でん六ミックス、フルヤキャラメル、カネボウチューイングボンなんて、かつての有名どころや、地元の「味乃家」なんてのもあるが、明治スカットは既に販売してないし、フルヤキャラメルに至っては1984年に倒産していたから、この看板群の古さがわかるというもの。
【懐かしい看板が勢揃い】
【カレーもおにぎりもあります】
【しみじみ美味しいかき揚げそばとみそだいこんのおにぎり】
【時計屋さんも現役】
【30年くらい前の中森明菜のポスター】
【何もない2階への階段】
【閉店した喫茶店か食堂の廃墟】
売店の看板のレトロ感はただならぬものがあるのだが、売っている商品もなかなかのもので、盛岡名物金山からめ餅なんてのがある。
食べるとやたら甘ったるい味で、子供の頃に食べた記憶があるが、ひょっとすると類似商品かもしれない。
【温かい日本茶が欲しくなる味】
他にも、団子やらかもめの玉子やらラーメンやらタコ焼きやら売っているので、食べる物は豊富だ。
しかし、資金繰りの目処が立って新しいバスセンターができたら、パスタだのクレープだのパンケーキだの、小洒落た店が入居して、今の雰囲気は完全に失われるだろう。
でも、地元の若い人はその方がいいんだろうなあ。
動画です
↓
【盛岡バスセンター正面から】
【字体がモダン】
【バスの発着場は狭い】
しかし、取り壊し寸前とは言うものの、資金難やら何やらで取り壊しは遅々として進んでいない。
計画によると、取り壊し後にはマンション、商業施設、福祉施設、公共施設等の複合ビルのバスセンターに建て替えられるそうだ。
盛岡市の中心市街地活性化基本計画の事業の一環ということで、近代的だけど斬新さを狙い過ぎて、町並みから浮いてしまいそうなデザインを採用して、お役所仕事が炸裂しそうな予感がする。
そんな暗い未来を勝手に思い描きながらバスセンターの中に入ってみると、内部の空気が昭和で止まっているのがわかる。
【国道側の入口】
床の所々ひび割れたコンクリートやバスの乗車券販売窓口や売店の蛍光灯の看板には幾年もの年月を経過した深みがある。
【昭和の国鉄みたいな窓口】
看板はフルタのチョコレート、明治スカット、でん六ミックス、フルヤキャラメル、カネボウチューイングボンなんて、かつての有名どころや、地元の「味乃家」なんてのもあるが、明治スカットは既に販売してないし、フルヤキャラメルに至っては1984年に倒産していたから、この看板群の古さがわかるというもの。
【懐かしい看板が勢揃い】
【カレーもおにぎりもあります】
【しみじみ美味しいかき揚げそばとみそだいこんのおにぎり】
【時計屋さんも現役】
【30年くらい前の中森明菜のポスター】
【何もない2階への階段】
【閉店した喫茶店か食堂の廃墟】
売店の看板のレトロ感はただならぬものがあるのだが、売っている商品もなかなかのもので、盛岡名物金山からめ餅なんてのがある。
食べるとやたら甘ったるい味で、子供の頃に食べた記憶があるが、ひょっとすると類似商品かもしれない。
【温かい日本茶が欲しくなる味】
他にも、団子やらかもめの玉子やらラーメンやらタコ焼きやら売っているので、食べる物は豊富だ。
しかし、資金繰りの目処が立って新しいバスセンターができたら、パスタだのクレープだのパンケーキだの、小洒落た店が入居して、今の雰囲気は完全に失われるだろう。
でも、地元の若い人はその方がいいんだろうなあ。
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JUGEMテーマ:昭和
- 2015.11.10 Tuesday
- 岩手を歩く
- 21:51
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- by ジョニー大倉山