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メルヘンの廃墟〜清里

80年代を中心に、カップルや女の子に圧倒的な人気を誇っていた清里が一部の地区とはいえ結構な寂れ方をしている。寂れているのは駅前付近と美し森辺りだが、特に駅前の廃れっぷりが酷く、廃墟だらけになっている。

清里駅前は、2009年頃に駅前整備の工事を行い、すっかり綺麗な駅前になって観光客を迎える表玄関が整備されたのだが、皮肉にも、その当時営業していた駅前の店が幾つかは既に潰れてしまっていて、その中にはかつて清里で最も有名なファンシーショップだったMILKPOTも含まれているのだから驚いてしまう。

清里駅前
【工事の終わった清里駅前】

ミルクポット3
【人影の無いミルクポット】

ミルクポット4
【店の裏は汚れ、痛み、雑草が生い茂っていた】

清里の飲食店や雑貨店はどれもこれも可愛らしくメルヘンチックではあったが、反面、痛々しい物件とも言え、これは当時でも揶揄されていたのだが、今の時代となってはさらに痛々しさが増して、時代遅れ感が半端ない。

ミルクポット1
【店内にはまだ商品が残っている】

ミルクポット2
【クマもどこか寂しそう】

清里隆盛当時、この痛々しさを追い求めて清里を訪れていた女の子達は、聖子ちゃんカット(かまちんカットとも言われた)と呼ばれるヘアスタイルに、ボートハウスのトレーナーなんかを着て、清泉寮のソフトクリームなんか舐めちゃって、メルヘンチックなファンシーショップで、微妙なキャラクターグッズを選んではキャーキャー言って喜んでいたのだが、あれはあれで無邪気で可愛いもんだったんじゃないかと思う。
結局、なんだかんだ言っても、若い頃はその手の観光地に行っちゃうもんでもあるわけだから。
リア充アピールにうってつけの観光地という側面もあったわけだし。

「え〜っ?○子、清里行ったこと

ないのお〜?ダサッ!」


なんて言われたくないしねえ。
つーか、実際に言うバカ女いるしなあ。

しかし、こういう清里観光の主力の女の子達に飽きられ、景気は低迷し、浮ついたメルヘンチックな装いよりも八ヶ岳高原の自然の美しさを求める人が観光客の主力へと移ってくると共に、駅周辺のメルヘンチックな店の多くは衰退し閉店へと追いやられてしまった。
ひとつの時代を築き、栄光を手にしたメルヘンの群れは疲弊し、やがて廃墟への下り道を転げ落ちてしまう。

輝かしい時代を多くの人々の記憶に残しつつ、メルヘンの群雄が廃墟に変貌してしまった姿を見ると、そのアンバランスさやコントラストが際立って、30年の時を経てそれなりの「価値のある物件」に成長したようにも感じられる。

廃墟物件のオーナーには同情を禁じ得ないが、不動産としての価値が下がるにつれ、廃墟としての評価と注目度は高まるように思えるから皮肉だ。
今後は廃墟が話題になって、軍艦島みたいな感じで紹介される日も近いのかもしれない。


【駅周辺及び美し森の寂れ具合を撮ってきました】

JUGEMテーマ:廃墟

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