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【車窓への旅】春色の汽車〜小湊鉄道トロッコ列車2016/04/02

寒い日と暖かい日が繰り返し少しづつ春めいてきた今日この頃、春を感じに小湊鉄道沿線の朴訥とした風景を眺めに行こうと、久々に小湊鉄道のHPを覗いたらトロッコ列車が運行されているので驚く。

とうとう、小湊鉄道も観光列車を運行するようになったのかと、改めて調べてみると2015年の秋から運行していたらしい。

これで、小湊鉄道の列車にもボックス席の車両ができたので、既存のロングシートの車両に比べて車窓風景もより楽しめるようになったのは大きい。

鉄道を使った旅行の楽しみは何と言っても、移りゆく車窓風景を眺めることが一番なのだから。

里山トロッコ号の時刻を調べてみると、里山トロッコ号は五井ではなく、何故か上総牛久発なので、上総牛久まで行って乗り換えなくてはならない。
里山トロッコ1号は8時29分発なので、それに間に合わせるには五井発7時54分発に乗るのが一番スムーズだが、上総牛久着が8時21分と余裕は8分しかない。
8分だと機関車やトロッコ車両の撮影をして、窓際の眺めの良い席が確保できるかどうかは非常に微妙な気がする。
よって、1本前の7時3分発に乗る方が安心できる。この列車だと上総牛久着が7時37分だから約50分の余裕が持てるし、早めにトロッコ列車がホームに入線すれば、接続列車から乗り換えるより良い席が確保できるのは間違いない。
問題は五井7時着の内房線で7時3分発に間に合うかどうかだ。

とりあえず、里山トロッコの予約を4月2日の1号にしたものの、気温が低いとキツいという軟弱な理由で窓付き車両を選び、窓無しのトロッコ車両を回避する。

4月2日当日7時、五井駅に到着した内房線の車両は長い編成のせいもあり、小湊鉄道との乗り換えの跨線橋より大分離れた所に止まって焦る。
最初から想定外の事態が持ち上がり、3分の乗り換え時間に間に合わせるためにぜーぜー言いながらダッシュして、小湊鉄道の乗り換え口に到着し、券売機にお金を投入していると、無情にも発車ベルが鳴り響くではないか。
泡を食いながらも乗車券を何とか買い求めて、転がり落ちるように階段を下りてバタバタと車内に駆け込む。
しかし、席を探し当てて落ち着いてもまだまだ延々と鳴り響いている。
こんなことなら、慌てなくても充分に間に合ったのに人騒がせな発車ベルだなとブツブツ文句を言っているとようやく発車する。

五井から上総牛久まではまだ里山という雰囲気ではなく、普通の関東ローカル的な景色の中を走り、上総牛久から里山の雰囲気が出てくる。
それゆえ、五井ではなく上総牛久を始発駅に設定したのかと思ったのだが、土日の3往復設定だと五井じゃキツいから上総牛久にしたんだろうな(あくまで推測です)。

約30分ほど、ありきたりの関東ローカルな景色を走った小湊鉄道のキハ200は上総牛久に到着する。
上総牛久で予約していたトロッコ列車の整理券を購入しようとしたが窓口が開くまで少し待つ。
8時頃になると、五井方面から蒸気機関車風ディーゼル機関車に牽引されたトロッコ列車がやってくる。

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【上総牛久駅に入線する里山トロッコ号】

トロッコ列車の入線と共に改札が始まり、上総牛久で待っていた十数名の乗客がとりあえず席を確保して(トロッコ列車は全席自由席)、記念写真を撮り始める。

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【蒸気機関車風ディーゼル機関車】

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【最後部の車両】

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【展望トロッコ車両】

そうこうしていると、接続列車がたった1両で満員の乗客を乗せて8時21分に到着。
比較的静かだったトロッコ列車は途端に賑やかになり、後から来た人達が席の確保と写真撮影でバタバタしだして、落ち着いた頃に発車ベルがなる。


【里山トロッコ号で菜の花を観賞〜小湊鉄道2016/04/02】

上総鶴舞や里見の駅舎が見える進行方向左側に席を取ると発車早々墓地が見えるナイスロケーション。
はは〜ん、幽霊列車のサービスとは粋な計らいじゃねーか小湊鉄道よ、と感心しながらトロッコ列車の旅は始まる。

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【展望車も窓付き車両も天井は開放的だ】

トロッコ列車は始発の上総牛久から終点の養老渓谷までの停車駅は里見だけだが、扉が開かないだけで途中駅の所々に停車していく。
だから、各駅の様子がしっかり見られるのだが、次の上総川間駅の駅名標が「かずさかわま」ではなく、「かづさかわま」と誤表記のまま放置されているのが物悲しい。
しかも、この駅は氷川きよしのPVにも使われているのに。

その次の上総鶴舞はドラマやCMのロケ地として小湊鉄道では一番使われている駅で、人気ドラマ相棒の舞台にもなった。
駅の先が右側に緩やかなカーブを描いているから、駅の向こうに曲がっていくキハに桜と菜の花が文字通り花を添えている写真が撮れるので、春にはカメラマンの姿が目立つ駅でもある。

次の上総久保と、その次の高滝の間は田植え前の水を張った水田が鏡のように車両を映すので、ここも田植え前の時期にはカメラマンが目立つ。

高滝の次はトロッコ列車唯一の停車駅里見で、ここでは飲食物が多数用意されているのと反対方向から来る列車とのタブレット交換があるため停車時間が長いので、ホームの簡易販売所は客で賑わう。

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【トロッコの客で賑わう里見駅ホーム】

飯給、月崎、上総大久保とそれぞれ撮影地としてカメラマンで賑わう駅を過ぎると、上総大久保と終点の養老渓谷の間には菜の花が咲き誇る広々とした場所を通るが、ここが一番有名な撮影スポットなのでカメラマンの数がハンパない。
中には菜の花が咲いている場所にズカズカ踏み込んで、肝腎の菜の花を踏みつけて撮影する不心得者がいるので、大きな問題になっている。
いすみ鉄道の社長もカンカンだぞ。

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【ここ以外にもカメラマンが大量にいた】

というわけで、約1時間の楽しいトロッコ列車の旅を満喫した乗客達は、養老渓谷の粟又の滝を目指したり、次の列車で上総中野からいすみ鉄道へ乗り継いだり、それぞれ観光地巡りにいそしむのであった。

粟又の滝は空気が澄んでて、良かったよ〜。

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【粟又の滝は空気が澄んでいる】

全区間の車窓風景はこちら


【里山トロッコ】上総牛久ー養老渓谷間車窓風景・小湊鉄道里山トロッコ1号2016/04/02

JUGEMテーマ:鉄道

【車窓への旅】羽越本線、青森、花輪線(2)2016/02/01

2月1日早朝、急行はまなすの青森駅到着6時19分に間に合うよう5時半過ぎにホテルを出ると、細かな雪が夜明け前の青森の街を白く染め上げ降っている。

青森に入線してきた急行はまなすの最後尾の車両のテールマークの文字もおぼろげな程度に、雪は車両にも降り積もっていた。

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【はまなすの最後尾。雪が積もっている】


【急行はまなす青森駅到着から回送まで】

6時52分、はまなすの到着した3番線と同じホームの4番線から普通列車に乗って大館に向かう。

大館に8時38分に到着し、9時17分発の花輪線盛岡行きを待つ間に、大館の名物駅弁「鶏めし」を探すが見当たらない。

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【大館駅】

諦めて駅の隣のニューデイズというJR東日本系列のコンビニにおにぎりかサンドイッチでも買いに行こうかと入っていくと、お目当の「鶏めし」が売っていて胸を撫で下ろす。
一昨日も食べたばかりだけど、また食べたくなるほど美味しいのと、ここで食料を調達し損ねると終点の盛岡まで何も食べられないからホッとするが、コンビニで売っているとは意表を突かれる。

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【シンプルだけど、美味しさには定評の鶏めし】

大館を定刻に発車した盛岡行きは、約3時間かけて12時15分に終点の盛岡に到着する。
花輪線は大館から盛岡まではずうっと山の中を走るので風景の変化には乏しいが、3時間たっぷり雪景色を楽しめる路線でもある。


【末広駅付近では吹雪いていた】

途中の十和田南駅ではスイッチバックも楽しめるが、急勾配でもない平坦な場所でスイッチバックになっているのは、線路の行き止まりの先に新線計画があったためだそうだ。


【スイッチバックの十和田南駅へ】

十和田南で進行方向の変わった列車は、湯瀬温泉で乗り込んできたオバさん4人組の所為で騒がしいまま盛岡までの苦難の道を強いられる。
松尾八幡平辺りでは岩手富士とも呼ばれる岩手山が進行方向右側に姿を現す。


【花輪線車窓から見る岩手山】

大館からしばらくは降っていた雪もこの頃には止んで晴れ上がり、強い陽射しで列車の中にいても汗ばむほどになり、好天のまま盛岡に到着する。
花輪線は盛岡の数駅手前の好摩までで、好摩から盛岡まではIGR岩手銀河鉄道を走る関係上、盛岡駅ではJR東日本のホームではなく、IGR岩手銀河鉄道のホームに到着するので、JRへの乗り換えが面倒くさい。
とりあえず、乗車予定の14時50分のこまち22号まで時間があるので、盛岡バスセンターと盛岡城の城跡へ行く。
盛岡城の城跡でのんびりしすぎたせいで新幹線の時間に遅れそうになるが、市内を100円で走ってるバスがちょうどやって来て何とか事無きを得る。

盛岡からは東京までは2時間ちょっとと呆気なく着いて東京駅の雑踏にまぎれると、今朝方出発した筈の青森駅が遠く懐かしく思えて不思議な感覚になる。


【【豪雪】大館ー盛岡間車窓風景・花輪線2016/02/01 】

JUGEMテーマ:鉄道

【車窓への旅】羽越本線、青森、花輪線(1)2016/01/31

冬の上越新幹線は憂鬱だ。
一番後ろの席を指定して乗ると、ほとんど必ずと言ってもいいほど断りも無くスキー板や荷物が席の後ろに置いてある。
勝手に荷物を置かれると、リクライニングは効かないわ、倒れたスキー板やキャスターで移動する荷物の持ち主と勘違いされるわと甚だ迷惑だ。
だから、持ち主がわかれば撤去させ、わからなければ車掌に言って持っていってもらう。
不安定なスキー板が倒れて、通りかかった乗客に当たればケガをする可能性がある。
ましてや子供だったら大ケガどころか打ちどころが悪ければ死んでしまうかもしれない。
そんな、無知で自分勝手なスキーヤーにほとほとウンザリさせられて、憂鬱な気分になる。

しかし、だからと言って、スキーヤーの所為ばかりにもできない。
元はと言えば、JRスキーとか言ってコマーシャルをバンバン打って、スキーヤーを呼び込むだけ呼び込んでおいて、荷物対策をおざなりにしているJR東日本も悪い。
一般客も迷惑だが、スキー客だって、荷物置き場が少ししかなければ困るのは当たり前だ。
そんなことは火を見るよりも明らかなはずなのに、毎年、毎年、ロクに対策を立てずにいる。
スキー客を呼び込みたいなら、それなりの満足度の高いサービスを提供すべきなのだ。
いっその事、スキー持ち込み料金を取って、スキー客専用のスキー置き場付き新幹線を作って運行すればいいのにと思う。

と、プンプン怒りながら、東京駅6時7分発上越新幹線とき301号に乗り込み新潟からいなほに乗り秋田経由で角館を徘徊して盛岡から青森を目指す。


【東京ー新潟間車窓風景・上越新幹線とき301号2016/01/31】

例によって、上越国境の長〜いトンネルを抜けると毎度お馴染み雪国がこんにちわする。

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【リゾートマンション群がお出迎えしちゃう、雰囲気ブチ壊しの雪国】

しばらく越後平野の積雪を眺めていると、終点の新潟駅へはあっという間に着く。
橋上駅舎に工事中の新潟駅で羽越本線の特急いなほ1号に乗り換え、秋田まで日本海沿いに北上していく。

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【右側の派手な塗装がいなほ】

いなほは曇り空の中を北へ向かい、村上の先から五十川辺りまで1時間ほど日本海に沿って走る。
しんしんと降る雪だとか、晴れ上がった空の下で輝く雪だとかの風景には一向に恵まれないまま、曇天の荒れ具合も今ひとつの海を眺め秋田まで3時間半揺られる。


【新潟ー秋田間車窓風景・羽越本線いなほ1号2016/01/31 】

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【冬の暗く重い空の日本海】

途中、秘境駅と言われる女鹿を通ると駅舎の辺りを工事している最中だったが、駅舎が雨漏りでもしたか、ホームへの通路の舗装でもしてたのだろうか?
秘境駅で工事というんだから、よっぽどの事情があるに違いない。


【工事中の秘境駅女鹿。スロー撮影】

そんなこんなで、12時4分定刻に秋田に到着。
秋田から乗り換え時間9分で、12時13分発の新幹線で角館へ向かうが、秋田新幹線のホームは地平なので他の新幹線の駅よりスムーズに移動できるから、9分あれば充分に乗り換えられるのだ。

秋田からシートとは逆方向に列車は向い、次の大曲でようやく前方に進んで、このまま東京まで向きは変わらない。

秋田から約40分、雪景色の中を走った新幹線は角館12時56分到着。

早速、駅から武家屋敷通りへ向かうが、思い描いていた銀世界という感じではない。

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【白さが不足気味の雪景色】

雪は積もっているものの、道路や樹木の白さが足りない。

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【武家屋敷通りに不似合いな2ちゃんねる風AA雪だるま】

この時点で、角館ではなくレトロ自販機の佐原商店へ行くべきだったと後悔するが後の祭り。
急いで駅へ戻り、角館発13時50分の新幹線で盛岡へ向かう。
角館着が12時56分だったから、たった54分しか角館に滞在してない。
我ながらいったい何をしているのかと自責の念に堪えない。

盛岡に14時48分に到着し、15時37分発の新青森行きを待つ。
この時点でほとほと疲れ果てて、青森のホテルをキャンセルして盛岡で泊まりたくなるが、ここで盛岡に泊まると明日のスケジュールがめちゃくちゃになる。
早朝の急行はまなすの青森到着シーンも撮りたいし、青森の美味しいものを食べたいと気持ちを奮い立たせて、16時43分新青森到着。
青森への乗り換えは16時53分発函館行きの特急スーパー白鳥21号だが、青森までは特例で特急券無しで自由席に乗れるので、青森に着いたらほぼ満員の自由席はガラガラに。
新青森からたったひと駅6分間の乗車だけど、車窓から暮れかけた青森の雪景色を見ていると遠くへ来たという実感が増してきて、夕暮れ時の旅情が深まってくる。


【新青森ー青森間車窓風景・奥羽本線特急スーパー白鳥21号2016/01/31 】

青森に16時59分に到着すると、一昨日とは違う駅前のホテルに早々にチェックインして、明朝の急行はまなすの到着に備える。
ホテルの部屋に入ってすぐに、大浴場に直行すると誰もいず、貸切状態で湯船に浸かって疲れを取る。

疲れを取って温まったら、当然腹が減るので街にフラフラさまよい出す。
もっとも、さまよい出すと言っても、事前に調べていた店に行くだけで、それもホテルから100メートルにも満たない距離だから、あっという間に着く。

調べてきた店は「お食事処おさない」という、帆立が美味しいと評判の食堂で、帆立の写真の大きな看板が目立つ。

ここでは、ビールと帆立フライ定食を頼んだが、あまりの美味しさに刺身やら地酒やらを追加してしまった。
書くと長くなるので別の記事でアップしようと思う。

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【帆立の貝柱のフライ。柔らかくて美味しい】

おさないで腹一杯食べてホテルに帰ったものの、青森駅の売店で購入した「すり身揚げ」が食欲をそそるから、ついつい、ホテルの自販機でビールを買って晩酌の続きをする。

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【かなりイケるすりみ揚げ】

しかし、明日の朝は急行はまなすの青森駅到着を撮影して花輪線に乗りに行くので、5時前に起きなければならないので、早々に切り上げ大浴場で温まってから就寝。

翌日へ続く。
JUGEMテーマ:鉄道



【車窓への旅】青森、ストーブ列車、五能線(2)2016/01/30

前夜遅くまで青森駅を徘徊していたので朝6時起きがとても辛い2日目、ぼんやりしながら、朝8時10分青森発秋田行き五能線経由のリゾート列車、リゾートしらかみ2号を待っていると、「ブナ編成」がやってくる。


【リゾートしらかみ2号「橅」青森駅入線2016/01/30】

リゾートしらかみはこの「ブナ」と「青池」と「くまげら」の3つの編成で運用しているが、外観の塗装とか座席の色とかの違いで大差は無い。
ただ、各編成とも4両だが「青池」と「くまげら」が通常指定席3両ボックス指定席1両に対して、「ブナ」だけは通常指定席2両ボックス指定席2両と、ボックス席が2両ある。
ボックス席は広々としてくつろげるのはいいのだが、4人がけの席なので一人で指定席を買った時にこのボックス席が割り当てられると辛い。
残りの席に3人組が来られたらとても居づらい。
騒がしいのも困るし、妙に遠慮されてお通夜みたいになっても、「俺の所為じゃねーよ!」って気分になる。
若い女の子だったりしても、嬉しい反面気疲れするわけだし。

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【ボックス席は広々ゆったりで密閉性が高い】

そして、この「ブナ」での指定席の割り当てが1人なのにボックス席だったのだ。
どんな人達と相席になるのか不安な気持ちで待ってると、隣のボックスにやたら騒がしい老夫婦がやってきてゲンナリする。
誰も来ないかなと思っていたら、ひとり旅らしきおじさんが反対側にやってきて、ボックス席の通路側に座る。
ひとり旅のオッサン2人がボックス席に割り当てられたので、特に会話をするわけでもなく時間が過ぎてゆくわけだから、お互い面倒くさくなかったので良かったように思う。
正直、おばちゃん達だったら、会話に巻き込まれてヘトヘトになる恐れが多かったので助かった。

そんなこんなで相席問題は事なきを得て、奥羽本線と五能線の車窓風景を楽しむ事に専念。
このリゾートしらかみは青森から弘前まで奥羽本線を走り、青森と弘前の途中駅で弘前寄りの川部まで逆方向に戻り、川部から五能線に入る。
リゾートしらかみは五能線をしばらく走り、沿線の中心都市五所川原に着く。

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【津軽に来た実感が湧く看板】

五所川原では、昨日のストーブ列車の津軽鉄道のホームや津軽鉄道で廃車になった気動車が車窓から見える。


【津軽五所川原駅をリゾートしらかみから2016/01/29】

青森から延々と雪景色の中を走ってきた列車は津軽平野の真ん中を進んで行く。
津軽平野は日本海から直に冷たい風が吹いてくるので、地吹雪が頻繁に発生する。
地吹雪は積もった雪を日本海からの風が吹き上げるもので、車の運転や交通機関に大きな影響を与えるが、近年はそれを逆手に取った地吹雪体験ツアーが人気だそうだ。

その津軽平野の中心都市五所川原から25分ほど走ると日本海が見えてくる。
日本海が見えたら程なく、鰺ヶ沢に到着する。
この鰺ヶ沢から五能線の終着駅東能代まで、日本海と白神山地に挟まれた狭い平地をほとんど海沿いに2時間ほど走る。


【驫木、追良瀬近辺走行@リゾートしらかみ2016/01/30】

晴れたり曇ったりの天気の中、春っぽい穏やかな海岸線を走ったかと思えば、景色をゆっくり楽しむために15分停車する景勝地の千畳敷では一転して微かに雪が降り、冬の暗い日本海が演出される。

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【千畳敷では15分停車】

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【微かに粉雪が降っている千畳敷】

途中で、津軽三味線の生演奏が先頭の4号車の展望室(青池編成は3号車のイベントスペースだったと思う)で20分くらい開催され、車内放送を通して流れていたが、あれは希望者だけイヤホンでも持ってきて飛行機みたいなシステムにすればと思う。


【津軽三味線@リゾートしらかみ2016/01/30】

車窓は楽しみたいけど、津軽三味線って気分じゃ無いときもあるでしょ?
蜷川べにだったら、目の保養に、、、ムニャムニャムニャムニャ、、、

というわけで、長時間に渡って海岸線を走ってきたリゾートしらかみも日本海から離れ、奥羽本線の接続駅の東能代に到着し、ここから奥羽本線を秋田まで走り、5時間を超えるリゾート列車の旅も終了。

秋田駅で昼飯用の大館駅弁「鶏めし」と、晩御飯用に「白神そだちあわび五能線弁当」を購入し帰りの秋田新幹線へ乗り込んで帰宅。
昼と夜が駅弁なんて、よっぽど駅弁好きだと思われるかもしれないが、実は朝飯もリゾートしらかみの車内販売で購入した、「大人の休日 津軽物語」を食べたので、1日3食全部駅弁ということになってしまった。

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【朝食の「大人の休日 津軽物語」】

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【昼食の大館駅弁「鶏めし」】

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【夕食の「白神そだちあわび五能線弁当」】

さすがにこれは、人生初の出来事なのだが、駅弁ライターとか旅行雑誌の記者なんかはいつものことなんだろうなと思う。
但し、羨ましいかどうかは何とも言えないなあ。

ちなみに、一番美味しかったのは大館駅弁「鶏めし」でした。
安定した美味しさだもんね。

しかし、今日帰っても、明日は上越新幹線と羽越本線で秋田に舞い戻ってくるんだよなあ。


【【五能線】青森ー秋田間車窓風景・リゾートしらかみ2号2016/01/29】


【秋田ー上野間車窓風景・秋田新幹線2016/01/30】

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【車窓への旅】青森、ストーブ列車、五能線(1)2016/01/29

冬の旅はやはり雪を見たい、それも豪雪をなんて言うと、雪降ろしでヒーヒー言ってる人に激怒されるおそれもあるが、雪の少ない地域の人間の雪に対する渇望は雪国の人の理解の範疇を超えているのだから仕方がない。
だいたい雪国も、スキーや観光で潤っているのだから、魚心あれば水心ありってなもんで寛大な目で見ていただければ幸いなのだ。これでいいのだ。

と言うわけで、今回は青森へ向かい、ストーブ列車と五能線を楽しんで来ちゃったのである。

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【新青森行きのはやぶさ1号@東京駅】

2016年1月29日早朝、東京を午前6時32分に発車するはやぶさ1号に乗り9時50分に新青森に着くと、わずか8分で9時58分発の特急つがる4号秋田行きに乗り換て弘前で降り、弘前からストーブ列車の始発駅である五所川原へ五能線に乗って向かう。


【東京ー新青森間車窓風景・東北新幹線はやぶさ1号2016/01/29】

この新青森の8分の乗り換えはけっこうヒヤヒヤするもので、新青森の新幹線ホームから在来線への乗り換え改札へ向かうエスカレーターが長蛇の列になってなかなか進まず、乗り遅れるんじゃないかと気が気ではないのだ。
だいたい、あんなに土地に余裕のある所に駅を作ったんだから、もっとホームの幅を広げエスカレーターも余分に作ればいいじゃないかと毎回思う。

と、心の中でブツブツ文句を言って焦りながら在来線ホームに向かえば、左右に階段とエスカレーターがあるが、どっちへ行けば自由席か指定席かわかりづらい。
とりあえず、エスカレーターを降りて表示を見たら反対方向へ行かねばならず、さらにイライラしながら長い列に並ぶ。
この列の長さじゃ座れないかもしれないが、次の弘前で降りるからいいやと諦めていると、特急つがる4号はすぐに到着し、中に乗り込むと何とか通路側の席に座ることができた。

ひと息ついて窓の外を眺めると、新青森までの新幹線から見えた雪の量より多い雪が積もっている。
予め、スノーブーツを履いてきたので多少の積雪なら対応できると胸を撫で下ろす。
普通の靴を履いて来た日には、雪の中にズボッと突っ込んで、靴はおろか靴下やズボンの下の方まで雪まみれになってしまうからだ。

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【弘前駅に停車中の鰺ヶ沢行きの気動車】

弘前から鯵ヶ沢行きの五能線の気動車に乗ると、気動車特有の振動でブルブル揺れる。
ブルブル揺れながら五所川原に着くと、積雪はそれなりにあるものの、地元の人の雪掻きのおかげで歩くのには支障がない。

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【サンドイッチマンのポスターがやたら目立つ五所川原駅跨線橋】

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【五所川原駅の跨線橋から見る廃気動車】

五所川原の到着が11時57分で、津軽鉄道の津軽五所川原駅発のストーブ列車の時刻が14時10分と間が空くので、予め、行こうと検索していた駅の近くの喫茶店に行ってみる。

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【津軽鉄道の津軽五所川原駅。JRの隣にある】

喫茶店は「詩人」というロマンチックな名前の店で、ジャズが流れる落ち着いた雰囲気だった。

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【駅から徒歩5分くらいの「詩人」】

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【JAZZが流れる落ち着いた店内】

店の中は1階が禁煙、2階が喫煙と分煙されていて、お互いに不愉快な思いをしなくて済むようになっている。

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【ナポリタンのセットが美味しい】

ナポリタンとドリンクのセットを頼み、マイルス・デイヴィス・クインテットの「枯葉」を聴きながら優雅なひと時を過ごし時間を潰して駅に戻ると、少しづつ客が増えてきて、終いには中国人の団体まで現れ、中国語の大声が飛び交う中待つ羽目になってしまった。

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【懐かしい雰囲気が横溢する津軽五所川原駅舎内】

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【切符も硬券】

そろそろ、改札かなと思っていたら、売店にいた美人のお姉さんがやってきて改札を始めたので驚く。
驚いたものの、鼻の下を伸ばしながら跨線橋を渡り津軽鉄道のホームに降りると、ストーブ列車が待ち受けていたのだが、料金の発生する観光客向けのストーブの付いた車両が団体と一般それぞれ1両づつと、運賃のみで乗れる地元の人用の「走れメロス号」という気動車1両、計3両をディーゼル機関車で牽引するという編成だった。

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【ストーブ列車を牽引する機関車】

しかし、乗車してみると、団体と一般それぞれ1両づつと思っていたら、一般の車両の三分の一くらいまで団体用のスペースになっていた。

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【表示板も書体も今では貴重】

それでも、騒がしい中国人の団体はこっちに来なかったから幾分マシだったと思う。
ただ、一般車両もほぼ満員で、オバさん達が騒がしかったので五十歩百歩だったのかもしれない。

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【木製が主体の車内はレトロ感満載】

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【このストーブを見に全国から(中国からも)観光客がやってくる】

騒がしい観光客を乗せたストーブ列車は津軽平野の豪雪地帯をガタゴト走り、太宰治記念館のある金木で半分くらい降りて終着駅の津軽中里で折り返す。


【津軽鉄道ストーブ列車2016/01/29】

観光バスに乗り込んだ中国人と、ごく少数の観光客以外は、ほとんど津軽五所川原へ戻る。
列車にはトイレが付いていないため、津軽中里の駅のトイレは長蛇の列になる。
少し便意をもよおしていたので、大に入ろうとしたが、前に並んでいた中国人が子供を大の方で小便をさせて便座を小便だらけにさせやがったので諦めて戻る。

津軽五所川原に戻る列車ではスルメを購入して、係りの女性に焼いてもらう。

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【ストーブ列車に乗ったからにはスルメを焼かずばおれない】

係りの女性は焼き上げたスルメを軍手で裂いてくれるので、自分で裂く手間が省けるのでいい。
もっとも、スルメの希望者は多いので、各個人に勝手にやらせてたら収拾がつかなくなるのだろう。

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【女性係員に裂いてもらったスルメ。食べ切れずに持ち帰る】

再び金木に着くと、またもや多くの乗客が乗ってくるが、行きほどではない。
おそらく団体は金木で観光した後は観光バスで次の観光地か宿に向かうのだろう。
ツアーの観光客にとっては、片道だけ乗って、雰囲気だけ味わえれば満足だろうし、ツアー会社も提携先の土産物屋に連れて行かなければならないから、のんびり列車に乗っている場合ではないのだ。

往復とも騒がしかったストーブ列車の津軽五所川原駅への到着は16時6分で、乗り換えのJRの五所川原の発車は11分だから、時間の余裕は無い。
津軽五所川原の売店で何か甘い物でも買いたかったが、時間が無いので諦める。
決して、売店の美人のお姉さんのご尊顔を拝することが目的というわけではないのだ。と思う。そんな気がする。

JRの五所川原のホームに降りると、高校生を中心に混んでいる。
案の定、座ることはできずに川部まで。
川部に16時45分に到着し、青森行きの17時発の電車を待つ。

青森行きの奥羽本線の電車も高校生を中心に混んでいて、結局、新青森でようやく座れ、17時43分青森に到着。

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【ひらがなの看板が相変わらずな青森駅】

青森に着いたらすぐにホテルにチェックインする予定が、青森駅の跨線橋から見える青森港のライトアップに引き寄せられて、フラフラと散策してホテルへ向かう。

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【青森駅の跨線橋から見えるライトアップ】

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【雪灯籠が幻想的】

向かう途中には誘惑が待ち構えていて、青森駅前の「帆立小屋」と、その隣の「日本海庄屋」に引き寄せられそうになる。
「日本海庄屋」は店の中から「津軽海峡冬景色」が流れてきて、思わず入りそうになるが、チェックインを済ますと迷わず「帆立小屋」に。

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【テレビでお馴染み帆立小屋】

テレビで見たときは行列が出来るほどの人気だったが、8時半に入ったら四、五人の若者一組だけと閑散としていた。
とりあえず、生ビールとほたて貝焼味噌を頼んでから、ほたてづくし定食を頼もうとしたら、帆立が足りないので作れないが丼物は大丈夫とのことで、まぐろいかほたて丼を注文。

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【ビールが進むほたて貝焼味噌】

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【残り少なかった帆立をマグロとイカと一緒にいただく】

晩酌も済んだので後は寝るだけだが、せっかく青森まで来たのだから、3月に廃止になる最後のブルートレイン(厳密にはブルートレインじゃないといすみ鉄道の社長がブログで言ってました)急行はまなすの撮影に駅に戻る。

帆立小屋を出たのが9時過ぎで、急行はまなすの入線が9時36分だから時間的にはちょうどいい具合だが、やはり夜になると寒い。
ホームには既に、乗客や撮り鉄がチラホラいて、あちこち撮ったりしている。

入線時間になると、ディーゼル機関車に牽引されたはまなすの青い客車が、ガッタンという重い音を刻んでゆっくりと入ってくる。

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【青い車体が旅情を掻き立てる】

青森駅は突端の駅なので、牽引して来た機関車は切り離され、函館までの電化区間を入線して来た客車の最後尾に電気機関車を付けて入線とは逆の方向に向かう。

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【青森駅と夜行列車は最高の組み合わせ】

乗客やギャラリー達はホームや車内の彼方此方で写真を撮って、廃止されるはまなすを思い出に刻んでいる。


【最後のブルートレイン急行はまなす青森駅入線から発車まで2016/01/29】

やがて、時間になってはまなすは青森駅を出発していったが、乗客達の多くは去っていく青森駅のホームを眺めながら、感傷的な思いを胸に旅立って行ったのだろう。

東京駅を6時32分に出発してから、青森駅で22時18分発の急行はまなすを見送ったら、さすがに疲れが押し寄せてきた。
明日は、8時10分発の秋田行きリゾートしらかみに乗る予定を組んでいたついでに、札幌発の上り急行はまなすの青森駅到着を見に行こうと思ったが、疲れた体に6時19分到着に間に合わせるにはちょっとキツイので、今回は断念して次の機会にすることにした。

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【車窓への旅】高崎線、吾妻線から草津温泉へ2013/02/22

草津温泉と言えば群馬県の名湯。群馬県と聞けば東京からすぐに行けそうな気がするが、高崎ならまだしも草津温泉となれば関東の西北の一番端の方にある。
草津温泉までは東京から特急とバスを乗り継ぐと約3時間かかるから、新幹線で考えると北は八戸、西は岡山近くまで行ける時間だから、関東と言えど結構遠くに感じてしまう。

そういうわけで、2013年2月22日上野発の草津1号に乗って草津を目指したわけなのだが、草津1号は30年くらい前の国鉄時代に製造された185系というシロモノなので、シートの座り心地やらなんやら、現代のリゾート特急としては快適性に欠けるところがある。

特に、列車移動の最大の楽しみである車窓の眺めが、長年の風雪や洗浄やらでガラス窓の透明度が落ちているため、クリアーな車窓風景が楽しめないというのは、リゾート特急として致命的だと言っても過言ではない。

平たく言えば、「きったね〜窓だなあ、休日はいつも満員なんだからガラスぐらい替えろよ、シートも座り心地悪いぞ。サービス悪りぃな、おいっ!(ビートたけしっぽく読んでください)」ということなのである。おわかりいただけただろうか?(TBSの心霊動画SP風に読んでください)

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【きったねえ窓ガラスでお馴染みの185系】

もう、アレなんですよ(何なんだよ!)、渋川まではね、関東平野の長閑な田園風景と所々点在している都市部が車窓に広がるくらいで面白みのある風景とは言い難いんだけど、渋川から先はどんどん山に入っていって、渓谷沿いに進んで起伏の富んだ風景が展開して見応え充分なわけですよ。



【上野ー長野原草津口間車窓風景・吾妻線特急草津1号'(185系)2013/02/22】

それを、アレですよ(だから何なんだってばさ)、きったねえ窓ガラス越しに見せようってえんですから、もうちょっとマシな車両を使ってちょうだいよってな話なわけなんです。

とにかく、透明度の低い窓ガラス越しに車窓を眺めながら、不満タラタラで長野原草津口に到着すると、満員の車両から降り立つ草津への観光客を捌くべくJR関東バスの大型観光バスが5台も待ち受けていた。
列車から降り立った乗客を次々と乗せて、連なって発車していく様はなかなか壮観な光景で、草津温泉の観光地としての格を見せつけられるようだった。

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【絶賛改築中の長野原草津口駅】



【長野原草津口ー草津温泉間車窓風景・JR関東バス2013/02/22】

バスは関東と言うより、長野県という雰囲気の景色の中を走り20分ちょっとで草津温泉に到着。

バスセンターも温泉の中心である湯畑も多くの観光客で賑わい、中でも若い女性の姿が多く見られ、年寄りくさい温泉のイメージが華やぐ。

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【草津温泉を代表する景観の湯畑】

温泉に浸かったり、湯畑や西の河原公園を散策したり、テレビでお馴染みの饅頭屋で温泉饅頭とお茶をムリヤリ渡されるなんてことも体験して、草津温泉を充分に堪能して翌日帰路に。

翌日の帰りの途中駅の川原湯温泉駅(長野原草津口の隣)では、行き違いのため長めの停車をしてくれたおかげで、建設中の八ッ場ダムの聳え立つ巨大な軀体と、ダムに沈む運命の佗しげな駅を写真に収めることができた。
近くにある川原湯温泉も全部ダムの底に沈むというから、草津温泉の賑わいの陰でひっそりと消えていくというのも寂しいことだと思う。
調べてみると、源頼朝が発見した古い歴史を持つ湯治場だったというから、地元の人は尚更無念だったのではないかと思う。

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【建設中の八ッ場ダムに沈む予定の川原湯温泉駅】

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【駅の遥か上に聳え立つ建設中のダム】

そんなこんなで、山奥でセンチメンタルな気分を味わったのも束の間、高崎駅で買った名物駅弁「鶏めし」を抱え、2月にしては暖かな気候の中、普通電車の2階建てグリーン車に乗り換えて(Suicaで事前に買うと休日は780円だから安い)うつらうつらしながら帰ったのであった。



【高崎ー上野間車窓風景・高崎線2階建てグリーン車2013/02/23】

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【高崎の名物駅弁「鶏めし」】

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【車窓への旅】ノンストップ!上越新幹線MAXとき号・快晴の東京から豪雪の新潟・日本海へ〜2013/02/

冬の日本海を北上する羽越本線は、天候が適度に悪化すると、豪雪と荒れ狂う海の迫力を車窓から間近に見ることができる。
天候悪化なんて、地元の住人にはいい迷惑だけど、気楽な旅行客は冬の日本海にはどうしても豪雪と荒れ狂う海を求めてしまう。

荒れる怒涛の日本海。
それを見つめるコートの襟を立てたワケありの女。
降りしきる雪が黒い髪を白く染めてゆく。
急停車した車からドアを荒々しく開けて迫る刑事達。
タターンターン♪タターンターン♪
さあ、ねむりなさ〜いと流れる岩崎宏美の歌。

そんな2時間ドラマっぽいシチュエーションが勝手に脳裏をよぎる。
あるいは、演歌のMTV的なものとか。

要するに、冬の日本海の景色には、暗い空と荒れ狂う海、そして降りしきる雪とコートの襟を立てて海を見つめる女という舞台設定がしっくりくる。
沿線の瀬波温泉やあつみ温泉に向かう観光客はどうかは知らないけど。

とにかく、この迫力溢れる冬景色を堪能したいがために羽越本線へと旅立つのだが、予算と日程の都合上(主に予算)、日帰りで強行するという情けないことに。

ルートは、東京から上越新幹線で新潟、新潟から羽越本線を「いなほ」で酒田、酒田から陸羽西線を「快速最上川」で新庄、新庄から陸羽東線と東北本線を「リゾートみのり」で仙台、仙台から東北新幹線で東京まで一周する行程で計画を立てる。
上越新幹線ではトンネルを出た雪景色、羽越本線では荒れる日本海、陸羽西線では雪の最上川と、1日中雪しかも豪雪を見に行こうという行程なのだ。

当日の東京は見事に晴れ上がり、雪の予報の新潟との境の大清水トンネルを抜けたら、正に川端康成の「雪国」のように雪景色が展開していた。
雪景色はやがて豪雪となり真っ白な車窓が続くが、新潟市内に入る頃には普通の降雪になった。
しかし、新潟から乗り換えた特急いなほは日本海側を北上するため、徐々に降雪は強くなる。
村上を過ぎ、日本海が車窓に見える頃には、いい具合に海が荒れて荒涼とした景色になってきた。

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【快晴の都内王子飛鳥山付近】

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【トンネルを抜けて新潟に入ったらこのありさま】


【東京ー新潟間車窓風景・上越新幹線MAXとき号(ノンストップ)快晴から豪雪2013/02/10】

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【新潟駅で特急いなほに乗り換える。】

バブルの頃に、フジテレビの深夜で延々と車窓を音楽と共に流す番組があったが、羽越本線の回では荒れる日本海のバックにイエローモンキーの「JAM」が流れていた。
乗客に日本人はいませんでしたの歌詞が随分と叩かれていたが、あの刹那的な曲調と歌声に日本海の景色はマッチしていたことを思い出す。
ただ、あの景色が羽越本線のどこらへんだったかは記憶から飛んでいるけれど、おそらく笹川流れの辺りだったんじゃないかと思う。

そうこうしているうちに、「いなほ」はその名勝笹川流れを見ながら走り、五十川までほとんど海に沿って、存分に荒れる日本海を堪能する。

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【豪雪と荒波の日本海】

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【まさに理想的な冬景色】


【新潟ー酒田間車窓風景・羽越本線特急いなほ3号2013/02/10 】

酒田に近づく頃には車窓の景色はホワイトアウトに近い状態で真っ白な景色が続くばかりの豪雪に。
しかし、景色を眺めている分には最高のシチュエーションだったが、乗り換え予定の陸羽西線が豪雪のために運休という情報が。

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【酒田駅に着いたものの豪雪で陸羽西線は運休】


【酒田駅雪景色2013/02/10 】

思わぬ事態に(想定していたとはいえ)酒田駅で途方に暮れ、元来た経路で引き返すか悩んでいると、新庄までの代行バスが出るという。
しかし、雪道を走る代行バスの速度で陸羽西線の列車と同じスピードが期待できるわけもなく、新庄発陸羽東線経由仙台行きの「リゾートみのり」には当然間に合わないし、仙台周りで帰るよりも山形新幹線で帰ることにするも、新庄発の新幹線までは時間がかかる。

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【代行バスに乗って酒田駅を後に】


【国道47号線酒田ー新庄間車窓風景・陸羽西線代行バス2013/02/10 】

そこで、新庄から山形まで普通列車に乗って、山形発の新幹線で帰ることに。
新庄から山形までの奥羽本線の景色も豪雪で真っ白な車窓が続いていたが、普通列車には普通列車の味わいがあるので、これはこれでそこそこ楽しめたので良かったが、山形に到着する頃には日もとっぷり暮れて、山形新幹線の車窓は真っ暗なまま何も面白くはなかったのが残念だった。

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【新庄駅に着いたら、さらなる豪雪が待ち受けていた】


【新庄駅雪景色2013/02/10 】

後半はグダグダだったが、上越新幹線の関東と新潟の見事な天候の差と、羽越本線からの厳しい冬景色が存分に楽しめたので、今回は結構満足できた。
陸羽西線運休のアクシデントはあったものの、代行バスからの景色もなかなか満喫できたし(真っ白でよくわからなかったけど)。

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