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車窓への旅〜三江線廃止前の晩秋の旅3/3〜江津ー三次ー広島

朝4時に目を覚まし、40分過ぎにホテルを出て、ホテルを見上げると灯りが6部屋付いている。


【4時46分スーパーホテル江津】

おそらく、始発の三江線に乗るのだろう。

これなら一番乗りかと思って駅に着くと、待合室に年配のグループが4、5人いる。

改札口は開放されているので、さっさと入って跨線橋を渡ると誰もいない。


【4時49分江津駅】

これはラッキーと思って先頭の乗り口で待つとやはり年配グループもやってくる。

5時を回るとチラホラと人が集まりだし、発車時点では2両で20〜30人くらい乗っているように見えた。

始発列車はまだ夜が明けぬ江津駅をゆっくりと滑り出し、ゴトゴトと暗い中を進む。

街中を抜けると新江川橋の橋上灯と、山の稜線が昇りきらぬ朝日の光で青味を帯びてきているおかげで、江の川が薄っすらと見えてくる。

しばらくは夜明け前後の微妙な光の中を進んで、川戸辺りで表の様子がわかるようになってきて、田津でようやく夜が明けた。

夜が明けてくると、川面や山の中腹に朝霧が漂って幻想的な雰囲気を醸し出す。


【鹿賀ー因原間にて】

天気は快晴に恵まれ、紅葉で色づき始めた江の川沿いの山々とのコントラストが美しい。

昨日降りた因原に到着すると、年配の人達が何人か乗ってくる。

次の石見川本まで車両の先頭にかぶりついて景色を堪能する。



石見川本は江津と三次以外では三江線では一番の都会と言っても過言ではない。

川戸も住宅が目立ったが、それ以上に住宅が密集している。

駅だってホームが2本あり、跨線橋だってある。

列車がホームに滑り込むと、因原ほどではないが数名乗客が乗ってくる。

霧は山の中腹や、山と山の間の狭隘な所や、川の上に立ち込めたり晴れたりと、景色に変化を与える。

粕淵に着くと、駅の近くの住宅の石州瓦が目立つ。石見川本以来の久々の町だ。粕淵の次の浜原もそれなりに住宅が密集していて、二駅連続で町が続くのも石見川本以来だ。

浜原までは三江線の旧三江北線区間で、ほぼ江の川沿いを走っていたが、浜原から口羽までは新線区間を走るので、のろのろ走っていた旧線区間とは打って変わって高速で飛ばす。

高速で飛ばす分、川沿いの風光明媚な景色からトンネルの連続で味気なくなる。

しかし、新線は新線ならではの見どころがある。

一つ目は潮駅で、ここの眺めが素晴らしい。三江線で一番の景色と言っても過言ではない。ホームの向こうには広々とした江の川が流れ、天気の良い日には川底まで見通せる澄んだ水面に目の前の山が鏡のように映り込んでいる。朝早ければ幻想的な霧がかかり、美しさを際立たせている。

二つ目は潮駅から三つ目の宇都井駅で、山の中腹をぶち抜いたトンネルとトンネルの間に位置するため地上にホームを作ることができず、平地から20メートル高い所にホームが設置されている。

しかし、ローカル線で乗降客も極端に少ないため、エレベーターが設置されてはいないので、116段の階段を昇らなければホームに行けない。

ここ数年はその特異な存在が人気を呼び、「天空の駅」としてネットを中心に知られる機会が多くなっている。

宇都井に着くと車内は騒めき、写真を撮りまくる音がバシャバシャと響く。

20メートルの高さから見下ろす宇都井の集落、石州瓦、遠くに狭まってゆく山々が日本人の郷愁を誘うのかもしれない。


【宇都井駅から見る集落】

宇都井を出ると二駅で口羽に着く。

新線区間はここで終わり、旧三行南線区間に入る。

新線区間で飛ばしてたのがウソのように再びのろのろと走る。

駅舎の立派な香淀駅を過ぎ、長谷駅に着く前後辺りから、再び濃い霧が立ち込めて旅情を深める。


【永谷ー粟谷間の江の川】

長谷、粟屋、尾関山と霧が少しづつ薄まって終点三次駅に9時21分に着くと、折り返し10時2分発424D列車となるこの列車を待つ乗客が大勢いる。

既にこの時点で席は全部埋まりそうだと思って降りようとすると、全員降り切らないウチにオバちゃん達がムリヤリ乗ってくる。

JR西日本がキチンと乗客を降ろしてから待ち客を乗らせないために、折り返しの乗客が居座り、待っている乗客が希望する座席に座れない事態が発生するから致し方ない部分もある。

待っている乗客としては不公平この上ないと思うのは当然だ。

列車を降りて、しばらく観察していると、旅行会社のツアーが無謀にも突撃してくる。

席がほとんど埋まっているのに、ツアー客のほとんどは老人だ。

折り返し発車まで約40分あるから、さらに乗客は増える。

しかも、乗客の年齢層は高い。

発車間際にさらに2,30人ほど乗り込もうとするも各車両の出入口で乗り込めなかったり移動したりと混乱が続き、何とか全員ムリヤリ乗り込んで発車する。



後でネットで調べたら、老人がひとり倒れたという。というか、ひとりでよく済んだなと思う。

11月の中旬でこの状態で、廃止直前の3月はいったいどのような混乱を招くか、考えるだに恐ろしい。

車両を増やすのか、列車を増発するのか対処しないと、とんでもない事になる事は間違いない。

3月は阿鼻叫喚の大騒ぎは避けられそうにはないだろう。

三江線の大混雑した車両を見えなくなるまで見送って、広島行きの芸備線に乗って、秋の穏やかな陽射しの中を長閑な風景を楽しんでいると、三江線の先ほどの混乱が遠く感じられる。


広島駅に着いたら、駅近くのアパ社長カレーのカキフライ入りルー大盛り930円サービスでプリン付きを食べ、帰りの飛行機に乗るために高速バスで広島空港に行く。

広島空港では念願のはっさく大福を購入する。これで妻の機嫌も良くなるだろう。


【因島名物はっさく大福 非常に美味】

ひとりで出かける時にはお土産の選択を間違えると大変なことになるので、ここが一番気を使うのだ。

機嫌を損ねませんように、、、



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車窓への旅〜三江線廃止前の晩秋の旅2/3〜広島から新山口、浜田、江津

2日目の朝は4時半に起きて早めに駅へ向かうが、意外な寒さに昨夜ユニクロで買ったVネックセーターが早速役に立つ。

直前になって計画変更したために、乗車券をみどりの窓口で変更してもらい、新幹線とスーパーおきの乗継特急券を新たに購入して新幹線に乗り込む。

新幹線は6時43分発鹿児島中央行きさくら451号で、新山口には7時17分に到着。

新山口発特急スーパーおき2号が8時52分発なので、のんびり駅周辺でも散策しようかと思っていたら、広島以上の寒さに待合室に釘付けになる。

広島や山口は瀬戸内海に面した温暖な気候と勝手にイメージしていたので、関東より寒くなるとは思わなかった。

約1時間半の待ち合わせの時間でやったことは、平成元年に泊まったことのあるホテルアルファーワンを駅から見たことと、スーパーおきの自由席券を指定席券に変えてもらったことだけで、ぼんやりと過ごす。

3両編成のスーパーおきは定刻8時52分に新山口を発車し、山口の平凡な田園風景をしばらく進むと、津和野で進行方向左側に太皷谷稲成神社が見えてくる。

太皷谷稲成神社は千本の鳥居が連なり、車窓からもその様子が見えるので、山口線の車窓で一番のハイライトの区間だ。


【車窓から見る太鼓谷稲荷神社】

津和野から益田までは特に車窓で目立つところは無いが、益田からは日本海に沿って走るので
浜田までは日本海の青い海と赤い石州瓦のコントラストが鮮やかな区間が続く。


【益田ー浜田間の車窓 青い海と石州瓦】

浜田には11時2分に到着し、11時53分発浜原行きを待つが、伝え聞く三次の混雑ぶりとは対照的にホームには自分以外誰もいない。
そのうち、地元の若い人や三江線目当てと見られる熟年夫婦がポツポツと現れるくらいで、浜原行きの気動車が入線してくる頃でも10人くらいだった。


【浜田に入線してきた浜原行き三江線】

そんな調子で、浜原行きはごく普通の長閑なローカル線という趣きで、のんびりと車窓を堪能し江津に到着。


【浜田ー江津ー因原 車窓風景】

江津には12時19分に到着し、34分に発車するのでホームに出て三江線の車体を撮影したり過ごしていると、少しずつ乗客が増えて席はほぼ埋まる。

江津を出るとすぐに左車窓は広々とした江の川になり、しばらくは川沿いを進む。


【滔々と流れる江の川】

三江線は山陰の島根県江津市から山陽の広島県三次市まで走るが、分水嶺を越えないのでほとんどを江の川に沿って走る。

三江線は区間別に分けると、江津から浜原までの旧三江北線と口羽から三次までの旧三江南線はほとんどを川沿いに時速30キロ代でのろのろ走るが、浜原から口羽までの新線区間はトンネルで山をブチ抜いて走るから、非常に高速で走る。

もっとも今日は、浜原まで行かずに途中の因原で江津に引き返すので、今日は終始のんびりとローカル線に揺られる。

江津から因原まではほとんどを江の川沿いに走るが、蛇行する川に沿ったり、短いトンネルを抜けたり、江の川を渡る橋が見えたり、河川氾濫時に閉めるための陸閘門を通ったり、どこかのテレビ局がテレビカメラを回し始めたり、女子アナが駅にいたり、並行する道をカメラを回しながら車で並走したりと、退屈どころか盛りだくさんで飽きはしなかった。というか、テレビ局邪魔だなあと思っているうちに因原に到着。


【テレビ局が車で並走してくる】

因原は三江線沿線の中でも、駅周辺に道の駅やコンビニなどがあって、賑やかな部類の駅に入る。

三江線沿線で町らしいのは、江津と三次以外では、因原と隣の石見川本と粕淵と浜原と川戸くらいのもんで、あとは商店が見当たらないような所ばかりだから、食事や買い物には難儀する。

鹿賀にはコインレストランかわもとというレトロ自販機の置いてある所があるが、マニア以外にはおすすめできないかもしれない。

レトロ自販機マニアは、うどんとラーメンの自販機目当てに全国各地から集まっては来るけれど。

因原で写真をバシャバシャ撮っていると、ほどなくして江津行きがやってくる。

江津行きは2両だけど、席は埋まっているので立って外の景色を眺める。

立っていた場所は2両目の先頭なので1両目の窓との隙間から車窓を眺めるが、バックミラー越しに流れていく車窓を眺めるのもなかなかオツなものだ。

車窓を隙間から眺めていると、1両めの後ろの窓にカメムシが張り付いている。

こんなもんが車内に入ってきたらたまったものではないので、何かの拍子に車内に入らないように祈る。


【窓にへばりつくカメムシ】

来る時と反対の行程を戻って江津本町で降りる。江津本町は江津のひとつ手前の駅で、本町と名乗ってはいるが秘境駅の部類に分類されている。


【町が見当たらない江津本町駅】

駅に降りると、秘境駅だけあって周囲には何もない。ホームの前は河口近くの広々とした江の川が大河の如き風情でゆったりと流れている。


【線路の向こうは江の川の雄大な流れが】

江津側にはすぐトンネルがあって、乗ってきた気動車はその暗い穴に吸い込まれて行く。

しかし、駅に沿った細い道を江津方面に向かって歩いて行くと、すぐに町が現れる。

町と言ってもひっそりとしていて人通りは無いが、かつては江津の中心部だったので、旧江津郵便局というレトロな建物が残っていて、落ち着いた古い町並みが江の川のほとりで佇んでいる。

その町並みの脇を三江線の鉄橋が通り、家々の石州瓦と江の川が一緒に撮影できるポイントがあるのをネットで発見したので早速行ってみる。

撮影ポイントは町の外れの目立たぬ場所で、細い路地を通り抜けた所から階段で上がった所にある、山際の擁壁の上にある5,60センチくらいの細いわずかばかりの平坦な場所なので、撮影に気を取られていると落下する恐れがあるので足下をしっかり確認する。


【擁壁から見える風景 パノラマで撮影】

やがて、429D列車が江津を発車する15時15分になったので左手にビデオカメラ、右手にカメラを構えて待ち構えていると、ゴトゴトと列車の音が聞こえてくる。

足下を何度も確認しながら列車が眼前を通過する瞬間をビデオカメラで追いながら、右手のカメラのシャッターを切る。

カシャカシャとなるシャッター音がビデオカメラに残るので、コンデジかiphoneにすれば良かったと後悔したが後の祭りだ。

しかも、画像は若干斜めに写っているのでイヤになる。


【三江線と石州瓦と江の川】

擁壁を降りて町並みを散策すると、旧江津郵便局のハイカラな洋風建築や大きなお屋敷、寺社仏閣が散見されて、かつては江津の中心部だったことが偲ばれるが、今はひっそりとしている。

町並みを見下ろしながら通る三江線の鉄橋を下から見上げながら通ると、江の川の堤防に出る。

江の川の堤防からは江の川の滔々とした流れ、江津本町の町並み、三江線の鉄橋が見渡せる。

堤防沿いをそのまま歩いて山陰本線の鉄橋の所を左に曲がって歩くと、堤防から約10分ほどで江津駅に辿り着く。

江津駅の場所を確認して、急いでホテルにチェックインして荷物を置いて駅に戻り、16時33分発の浜原行きを待つ。

先ほどの江津本町の町並みを列車から前面にかぶりついて見るために、江津本町まで一駅だけ乗るのだ。

浜原行きがホームに入線して乗り込むと、他には誰もいない。

三次発の424Dは混雑しているというのに、この列車が本来の三江線そのもののガラガラなのは、浜原で三次行きに乗り換えても浜原から先は暗い中を走って景色が見えないからだと思う。

せっかく乗りに来たのに、景色が見えないのでは意味がない。

しかし、松江方面から特急列車が到着すると10人ちょっとくらいは乗ってきたから、少しは賑やかになって定刻発車。

今度は車両の先頭に立ち、前面展望を楽しむ。

山陰本線から分かれたレールは藪の中、住宅街を通り江の川ぞいの道を並走して、江津本町の町中では鉄橋を走り、右は町を左は江の川を望む景色の良い場所をあっという間に通り過ぎ短いトンネルを通過すると江津本町駅に着く。

江津本町で後ろ髪を引かれる思いで降りて、列車を見送ると、再び江津本町の町中を写真を撮りながらゆっくりと通りホテルに戻る。

駅やホテルの近辺にはスーパーはおろかコンビニすら無いので、10分ほど歩いた所にあるゆめタウンという複合商業施設に向かう。

ゆめタウンにはスーパーやモスバーガーがあり、道の向こうにはローソンまである。至れり尽くせりだ。

スーパーで刺身を、モスバーガーでモスチキンを、ローソンで焼き鳥やビール等を購入してホテルに戻り、大浴場の温泉に浸かってから夕食を食べる。

スーパーで買った刺身は地元産だから気分的にさらに美味しく感じられる。


【浜田産いさきと島根県産ばとう】

その土地の物を食べるのも、旅先の楽しみだ。

時間と金銭的余裕が無いとコンビニで誤魔化すこともあるけれど。

翌日の始発は朝5時53分発なので4時には起きないといい席には座れそうにないので食事もそこそこに眠ることにする。



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車窓への旅〜三江線廃止前の晩秋の旅1/3〜厳島神社と広島

廃線正式決定後の駆け込み需要で混雑しているという三江線。

夏前から計画を練って閑散期の11月を狙っていたら、夏休みや夏期の青春18切符期間終了後も混雑は緩和せず、団体ツアーまで投入されて混雑に拍車がかかっているとの情報が次々とネットに上がる。

それでも、10月の行楽シーズン、11月初めの三連休を外せば多少はマシになるかと思い、11月11日(土)〜13日(月)という行程を組んで、飛行機とホテルの手配をして、細かい計画を練ることにした。

計画を練りながら、ネットで毎日三江線の状況を確認していると、日程に向けて混雑が緩和されるどころか、11月に入ったらなおさら酷いことになって、途中駅では積み残しが発生する事態だという。

それもこれも、旅行会社が話題の三江線をツアーに入れて集客しているからで、ツアー客の主力は休日も平日も関係ない老人だから、平日と言えどというより、平日を狙って行程をブチ込んでくるから、曜日に無関係に満遍なく混んでしまうのだ。

二泊三日の行程は、空路で広島に入り、初日は広島泊、2日目広島始発の芸備線で三次に向かい、早い段階から三次駅のホームで並び、三次10時2分発424D列車石見川本止まり12時18分着で、石見川本始発13時45分江津行きの接続列車に乗り換え江津泊、3日目は江津始発5時52分423D列車で終着の三次で芸備線に乗り換えて広島から羽田という計画を立てた

が、直前になって、2日目の三次発424D列車が、江津から来る423D列車の乗客が折り返し乗車をするために座れないという情報が出てきた。
座れないのは困るが、424Dに乗らないと計画が頓挫する。さて、どうしたもんかと悩むが、解決案は先に延ばして、とりあえず行くしかない。

11日土曜日、昼過ぎに羽田を飛び立ったANA679便が広島空港に定刻14時45分に到着すると、足早にするすると人波をかき分けてバス乗り場へ向かい、15時ジャストの広島駅新幹線口行きへのバスに間に合わせる。

これに乗れないと、厳島神社の参拝時間が少なくなるので安堵するが、広島発16時ジャストの宮島口へ向かう山陽本線が混んでたので16時12分発の快速にする。広島では12分の差も、宮島口ではそれぞれ28分着と32分着で4分の差に縮まるのでさほど影響は無い。
宮島航路は15分間隔で、16時40分に出航し、約10分で宮島に着く。
宮島の桟橋から厳島神社まで約10分の道のりを写真を撮りながらのろのろ歩いたので、厳島神社の拝観入口にたどり着いたのが17時5分。


【厳島神社の鳥居 陽は沈みかけている】

この時期の拝観は17時半までなので何とか間に合う。
参拝と拝観、御朱印をいただいて足早に出口に出るとちょうど17時半くらいで、陽も落ちる頃合いだった。

海上に浮かぶ鳥居はライトアップされ、海沿いの道は鈴なりになった観光客が写真を撮っている。


【ライトアップされた鳥居】

ゆっくりと観賞したいけれど、明朝は早く出なければならないので、明るく連なる参道の土産物屋を横目に暗い海沿いの道を急ぐいでフェリー乗り場へと急ぐ。


【土産物屋も店仕舞いの時刻】

時刻は既に17時45分を周っていたが、次の55分の出航には余裕で間に合った。

ライトアップされた鳥居が遠ざかり、暗い瀬戸内海を進むとすぐに宮島口の桟橋に着く。
急いで駅に向かうと時刻は18時過ぎ。

18時29分発の広島方面行きに乗って18時50分広島着。

駅近くのホテルにチェックインして、中心街のユニクロで寒さ対策のVネックセーターを買い、コンビニで晩飯を買い込んでホテルに戻ると20時半。

広島駅で買い込んだ、かきめしとコンビニで買った焼き鳥と炭火焼き鳥まんと餃子まんで晩酌を済ませ、大浴場でゆっくり入浴していたら、既に22時を回る。


明日の旅程に妙案も浮かばないまま先延ばしにしていたが、考え抜いて三次発424Dを泣く泣く諦めて、反対方向の浜田始発425Dに乗って、ギリギリ江津に戻れる因原で折り返す事にした。

本当はひとつ先の石見川本まで行きたかったが、江津行き424Dは橋を渡った反対側のホームから13時45分に発車、こちらの425Dは石見川本に13時43分に到着する。

しかも、13時43分と言っても、13時43分45秒かもしれないし、424Dは反対方向から来る425Dの乗客を待つ義理もないから、ちょっとでも425Dが遅れたらアウトだろう。

というわけで、2日目は広島から新山口まで新幹線、新山口から浜田まで特急スーパーおき2号を乗り継ぎ、浜田発11時53分425Dに計画を変えることにした。

 


【車窓への旅】留萌本線惜別と海に最も近い駅と秘境駅(5/5)

朝ゆっくりと起き、優雅にホテルの朝食を食べていると、昨日までの余裕の無いスケジュールから解放された幸福感に満たされる。

札幌駅の土産物売り場で菓子類を購入し、9時30分発函館行き特急北斗8号に乗る。
この北斗はキハ183系という車両で、先頭車両の一番前の席は前面の窓から風景が見える前面展望席がある。
この前面展望席を確保できたので、ビデオカメラをセットして、函館までの風景を撮影する。


【北斗の展望席】

札幌を出発する時は、後ろの席と通路の向こう側が空いていたが、南千歳から中国人観光客のグループが乗ってきてそこに座る。
ああ、騒がしくなるなとゲンナリしていたら、思いのほか静かにしていたので助かった。
あのけたたましい中国語で函館まで騒がれたら、せっかく撮影した動画も雰囲気がぶち壊しになる。
もちろん、多少の騒めきはリアルな生の状況の反映なので何の問題も無いが、あまりにも騒がしいと勘弁してほしいと思う。
それでも、最近の中国人観光客は以前ほど大声で騒ぎ立てなくなったようにも感じる。
やはり、海外での評判があまりにも悪かったので、多少は周囲に配慮するようになったのかもしれないと思ったけど、おそらく彼らは台湾人なのだろう。
それなら納得できる。
昭和の頃に台湾人のツアー客を都内で何度か見たことがあるが、いつも彼らはマナーが良かったから。


【札幌ー函館間の前面展望】

意外に静かな中国語を話す台湾人と思われるアジア系外国人を乗せた特急北斗は、穏やかな日差しの中を函館へ向かい快走する。昨日やきもきした苫小牧や東室蘭、海に最も近い駅北舟岡、秘境駅小幌を通って長万部から海沿いを走る。
先頭車両の運転席が左側で海の方なので、前面展望席は山側になり、内浦湾の海は見えない。
前面展望を取るか海側を取るかと言われたら躊躇無く海側を取るが、札幌ー函館間の海側車窓は何回か撮影しているので、今回は一度も撮ったことのない前面展望席にしてみた。
前面展望席は前面展望席で面白いが、旅を楽しむ感覚は横の車窓から見る風景だと思う。
しかし、YouTubeでは何故か横車窓より前面展望の方が人気がある。
前面展望だと画面上の中心をレールに取られて、肝腎の景色が存分に楽しめないと思うが、どっちの車窓が良いかは人の好き好きでもある。


【札幌発車直後にアテンダントさんに予約した長万部駅弁かにめし】

海沿いを走るのは森駅までで、森駅からは駒ヶ岳の西側を南下して、北海道新幹線の暫定的終着駅の新函館北斗、五稜郭に止まって函館へと到着する。
函館には買い物のためだけに寄り、ご当地バーガーで有名なラッキーピエロに予約していたハンバーガーを取りに行き、駅へ戻って土産物屋で松前漬けやタコしゃぶを買って、再び新函館北斗へと戻る。


【函館駅前のラッキーピエロ】

前回来た時に新函館北斗駅のおおよその状況を把握したので、外にも出ずに駅のコンビニでビールと軽食を買い込み新幹線に乗った。

新幹線に乗り込み、四泊五日の長旅の疲れでグッタリしていたのも束の間、新幹線が動き出すと現金なもので、ビールのプルタブをプシュッと開けて、北海道の地に別れを告げる。
右の窓の外には函館山の姿がハッキリ見え、函館山くらい寄るべきだったかなと軽く後悔する。
新青森までトンネル続きの車窓はあまり見るべきものも無いが、最後に函館山の勇姿を眺めながらビールを飲むのもオツなもので、心なしかいつもより美味しく感じられたのは酒飲みの意地汚さなのかもしれない。

兎にも角にも無事に旅を終え、疲労に身を委ねて東京へと戻るのであった。

次回は真冬に特急サロベツの前面展望を撮りに行くつもりだ。

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【車窓への旅】留萌本線惜別と海に最も近い駅と秘境駅(4/5)

風と雪の影響で留萌本線が朝イチから夕方まで運休なので、深川発8時14分のスーパーカムイ10号で札幌へ向かう。
雪の量はさほどではなさそうだが、日本海沿岸部は風が強いので運休も致し方ない。


【深川駅前は落ち着いているが留萌方面は風の影響が強い】

札幌で駅前の古い喫茶店に入りピザトーストで遅い朝食を取る。


【北口駅前の老舗喫茶店ルフラン】

喫茶店でゆっくり休んで、再び札幌駅に戻り、小樽行きの快速エアポートに乗る。
小樽へは車窓を撮るだけで、着いたら即札幌へと戻る。
車窓からは晴れていれば雄冬岬が遠望できるが、今日の天候は雪と荒波の日本海しか見えないが、これはこれで荒涼とした風情のある景色でいい。
小樽へ向かう列車に乗り合わせた中国人の子供が騒がしかったのさえなければもっと良かったが、最近はどこへ行っても中国人がいて騒がしく閉口する。


【札幌ー小樽間の車窓】

とりあえず、小樽を往復して札幌駅に着いて小幌へ行くために、北斗へ乗り込み発車を待っていると稚内からのスーパー宗谷2号が遅れているので、到着して乗客の乗り換えが済むまで待つという。
東室蘭での乗り換えができるか微妙なことになってきたが、ほどなくスーパー宗谷2号が到着し、10分遅れの微妙な時間で発車すると、苫小牧では接続の普通列車に間に合わず気を揉む。
東室蘭で普通列車に間に合わないと北舟岡の3分間の海を眺める時間が無くなる。
北舟岡には小幌の帰りにも寄る予定だが、帰りは夕方なので明るいうちにも行きたい。
やきもきしていると、東室蘭発の普通列車に接続するとアナウンスが流れひとまず安堵。
今度は東室蘭に着くと、室蘭からの接続列車待ちとなり、北海道各地共に強風の影響でダイヤが乱れているのを感じる。
普通列車は賑やかな地元の高校生と一緒に少し遅れて発車し、車内からとはいえ北舟岡の風景も堪能できて、僅かの遅れで小幌に着く。
風は強かったが、苫小牧や室蘭辺りでは晴れていたのに、小幌は強めの雪が降っている。
前回来た時は土砂降りに見舞われ、今回は強い雪が襲いかかる。
小幌とは相性が悪いのかなあと思いながら、雪の中を進むと足場の悪い所が雪に埋もれている。雪だと思って安心して踏むと転ぶ可能性があるので注意が必要だ。
こんなとこでケガでもしたらえらいことになると肝を冷やしながら、駅と周辺の様子を見てみると、トイレにドアが付けられている。
男の小用ならともかく、それ以外は大変だから、豊浦町が気を利かせて改修してくれたに違いない。
JR北海道には申し訳ないが、JR北海道がやってくれたなどとは微塵も考えなかった。
やっぱ、普段の心掛けが影響するのだ。

と、トイレの件で豊浦町に感心しながら海の方へ向かうと、雑草やら藪やらがキレイに取り払われて、見通しが良くなっている。
これもやはり、豊浦町の仕事で間違いないような気がする。
JR北海道には(以下同文)。
この調子だと、国道からのけもの道も整備されたりさるのかもしれない。
国道から降りてくる所には気の利いた売店か食堂なんかもできるかもしれない。
小幌駅を見降ろすテラスなんかも作っちゃう可能性だって無いとは言えない。
などと、妄想してしまうほど豊浦町(おそらく)の仕事ぶりは観光客への心づかいが感じられる。
JR北海道には(以下同文)。

約30分ほどの滞在の間に下りの北斗、上りのスーパー北斗が通る。
上りの線路脇で待って、スーパー北斗を下から撮ると高速で駆け抜けて行く迫力のある映像が撮れた。
反対側ホームを駆け抜けて行く北斗もスピードを上げて通り過ぎて行く。
前回は油断して撮れなかったので素直に嬉しい。


【雪の小幌駅を高速で駆け抜けて行く北斗&スーパー北斗】

雪はだんだん激しさを増し、傘無しでは撮影もできないほど降ってくる。
トンネルに挟まれた狭隘な小幌駅に雪が深々と降り積もって行く光景を眺めていると下り普通列車が1両でホームに入ってくる。
列車が止まると中からおじさんが1人で降りてくるので驚く。
何故かと言うと、次の列車は17時38分の長万部行きだから、この列車で降りてしまうと約2時間も待たなければならない。
雪の降りしきる中で約2時間も待つなんて、ちょっと頑張ればやってやれないことはないけど、途中で陽が沈んで暗い所でひとりぽつねんと次の列車を待つことを考えると逡巡する。
寒い暗い寂しいの三重苦に耐えても、トンネルに挟まれた狭い小幌駅だから、30分もあれば飽きてしまう。
そんな人の気も知らず、降りて行ったおじさんは呑気に写真を撮っている。

まあ何とかなるだろうとおじさんの心配を瞬殺し、列車に乗り込むと誰もいない。
隣の静狩まではともかく、少なくとも静狩から小幌までの車内はあのおじさんの貸切だったとは羨ましい。
無人の車内に乗り込んで車内から小幌駅を見ると、雪の小幌駅は宵闇が迫って薄っすら暗くなってきたように見える。
約2時間、あのおじさんはどうやって過ごすのやら。

列車は止まる駅ごとに少しづつ乗客が増え、伊達紋別では帰宅する高校生が結構乗ってきた。
次の目的地の北舟岡は伊達紋別の次なので、降りる高校生も多い。
高校生達が次々と消え去り、ひとりホームに残りカメラを回していると、あまりの寒さにレンズが内側から曇り、撮影に支障をきたす。


【夕方16時半なのにすっかり日の暮れた北舟岡駅】

すっかり日の落ちた駅から見る暗い海は、風に煽られた荒い波がホームの下に打ち寄せている。
少しの間、荒れる海を眺めた後、長万部行きの列車に乗って伊達紋別まで引き返し、特急北斗に乗って札幌に戻る。

札幌には18時41分に着き、余裕のある時間帯にホテルにチェックインして、3日前に見た焼鳥屋さんに向かうと週末の金曜日とあって満員で入れず。仕方なくホテルに戻ろうとすると、Twitterで教えてもらった「串鳥」という焼鳥屋さんを見つける。
ここも満員だったが、待ち客が他にもいたし他を当たるのも面倒なので、ここで待つことにする。
程なくして通されたが、店員さんの愛想も良く、串焼きも美味しくいただけて、北海道最後の夜を気持ちよく過ごさせてもらった。
明日の朝は余裕を持たせた予定にしたので、何日か振りにゆったりとした気分でホテルで落ち着き、明日の函館でのラッキーピエロのテイクアウトの予約をしてベッドに入る。


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【車窓への旅】留萌本線惜別と海に最も近い駅と秘境駅(3/5)

昨日の朝からの遅延に次ぐ遅延にヘトヘトになりながらホテルに帰ってきたのは、結局は午前0時を大幅に回った午前0時半。ビールとつまみで簡単な夜食を済まし風呂を浴びると既に午前1時半になる。
朝は5時半に起きたので、たった4時間の睡眠で再び札幌駅に戻ることになり疲れは取れない。
今朝は特急オホーツク1号に乗って網走を目指し、折り返して深川から増毛に向かい、深川に戻って深川泊の予定になっている。
札幌駅発車は時刻通りで今日は遅延は無さそうだと安堵したのも束の間、岩見沢で接続列車を待つために3分遅れる。
昨日も塩狩で各駅停車を待って、今朝も各駅停車待ちで遅れるのかと呆然とするも、オホーツクは途中で遅れを取り戻して快走するので安心する。
旭川から先は針葉樹林帯の風景の中を走り、北海道に来ていることを実感する。
針葉樹林の林の中を川が流れている様はとても美しく、欧米の風景のようにも見える(行ったことないけど)。
この針葉樹林の林の中に紛れ込むと、白いワンピースを着たブロンドの美少女の姿をした悪魔に魂を奪われるなどという、ワケのわからない妄想に浸りながら、車窓を眺めているとやがて遠軽に到着。


【白いワンピースを着た金髪の美少女の姿をした悪魔がいるに違いない森の中】

この遠軽駅は若き頃訪れて不愉快な目にあったことが忘れられない。
深夜の3時か4時頃に着いた夜行列車で、停車時間が長いから駅でもぶらぶらしようとすると改札は閉まっている。
近くを通りかかった、優しそうな保線員のおじさんに改札を出てもいいですかと尋ねると快くいいよと言ってくれる。
改札を出ると事務室にいた若い駅員に何故か睨まれる。
?と思いつつも、駅売店を見て特に買うものもないのでホームに戻ろうと改札を通ると、さっきと違う保線員四、五人に睨まれ、そのうちの一人に「お前らはどうのこうの」と怒鳴られる。
さっき、保線員の人に出ていいよと言われましたと穏やかに言い返すとバツが悪そうにブツブツ言って歩いていく。
真夜中に長い時間停車していて、駅員もいて駅の売店が開いているのに、改札を閉めていることに疑問を持つ国鉄職員(当時)がいないどころか、乗客を睨んだり怒鳴ったりすることは、当時の国鉄職員のやりそうなことでもあった。
もちろん、いい人もたくさんいたのだが、このような職員もまたたくさんいた。
駅で指定券を買いに行くと、若い者に敬語を使わない職員も多くいたし、国鉄職員なんてこんなもんだと、世間一般では認識されていた。
今のみどりの窓口の職員のサービスの良さを見ると、民営化して良かったことも多いなと再認識させられる。
しかし、本当にいい人もたくさんいたのは事実だから、元国鉄職員の人も当たり前のことながら人それぞれなのである。

などと、若き日の不快な出来事を思い出して憤慨していると、オホーツクはここで方向転換して逆方向に走る。
単調だった景色もしばらくすると、この辺で一番大きな町の北見を通り、空港のある女満別を過ぎると左に網走湖が見えて来て風景が華やかになる。
やがて、網走湖を過ぎると網走の町に入り5時間超の長旅が終わる。


【札幌ー網走間の車窓】

改札を抜け網走駅の様子を見ると昔と変わらぬ駅舎のようだったが、網走駅のシンボルとも言える駅前のニポポ電話ボックスがなくなっていた。
昨今の携帯電話の普及で電話ボックスは役割を終えたので、網走駅前も撤去されただろうと覚悟はしていたが、やはり無いと違和感がある。


【ニポポ電話ボックスの無くなった網走駅前】

と、感傷的な気分に浸るのも束の間、帰りの13時26分発のオホーツク6号に乗るために駅に戻る。
駅弁売り場で、モリヤ商店の帆立弁当とかにめしを買い、オホーツクに乗り込むと先頭の前面展望席を確保。


【先頭の展望席を確保】

遠軽で方向転換するまで前面展望動画を撮影し深川まで眠る予定が、乗り越す不安で結局は眠れず。
網走駅で購入した帆立弁当は車内で食べて、かにめしは深川のホテルで晩御飯用に残す。


【網走ー遠軽間前面展望】


【帆立弁当美味しい】

深川に定刻17時33分に到着し、5番線に回ると17時16分に着いた折り返しの列車に乗り込む。
折り返しの増毛行きは18時10分発で、発車時間が近づくにつれ、帰宅の高校生が少しづつ乗り込んでくる。
鉄オタ数名と多くの高校生を積んだ列車は定刻に発車し増毛へ向かう。


【深川駅に待機中の増毛行き】

高校生は全員、留萌までで下車して、車内に残ったのは深川からの鉄オタ数名と、留萌から新たに乗り込んできた鉄オタ数名で10人にも満たなかった。
19時40分、増毛に到着すると、折り返しの列車待ちの乗客もこれまた10人に満たない数。
3日後に廃止を控えた路線とは言え、車窓を楽しめない夜の列車だとこんなもんなのかもしれないが、これはこれでなかなか情緒がある。


【廃止直前の夜の留萌本線】

しかし、増毛着19時40分で、折り返しの深川行きが48分だから、情緒を味わっている時間が無い。
到着すると、列車の写真をiPhoneで撮り(雨で一眼レフは断念)、雨でぬかるんだ駅前をスノーブーツでバシャバシャと駆け抜け風待食堂を撮影して、駅に戻って列車待ちの列に並ぶ。


【増毛駅近くの風待食堂】


【夜の増毛駅と待っている人達】

と言っても、すぐ列車に案内される。JR北海道もこんな野暮な真似はしたくないのだろうが、折り返しの列車に荷物を置いて席の確保を防ぐためなので、乗客が多ければ多いほど、混乱して不平不満を招きかねないから仕方ない。
折り返しの乗客と駅で待っていた乗客、合わせて十数人を乗せた列車は再び深川へ向かって発車する。
列車の一番後ろから去っていく増毛駅を見ると、感傷的な気分が溢れてくる。
あと3日で、この光景は見れないのかと。
来たのはたった2回のくせに。

留萌で乗客が数名降り、閑散とした車両に揺られながら21時15分深川に到着。

睡眠不足と朝から列車に乗りまくったおかげで、ヘトヘトに疲れきった体を引きずりながらホテルに向かうと、寂れた深川の町にチラホラ雰囲気のある食堂や飲み屋を発見。
とても、外食してメートルをあげる気分ではないので、あらかじめ買っておいた網走の駅弁かにめしを、途中のコンビニで買ったビールでいただく。
昔のかにめしはもっと醤油っぽい色合いと味付けで、弁当の形も長方形だった。
今のかにめしも充分に美味しいが、昔のかにめしを懐かしく思い出して味わう。


【やっぱり美味しい網走駅弁かにめし】

明日のために、列車運行情報をJR北海道のサイトで確認すると、無情にも留萌本線は明日の始発から夕方まで運休が決定している。
明日の朝イチで増毛まで往復する予定だったのが、予定変更を余儀なくされる。
せっかくだから、朝はゆっくり起きようと覚悟を決める。
宮脇俊三先生だったら、今日の走行距離を出しそうだが、2日連続で朝から夜まで乗り通した疲れを癒そう。

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【車窓への旅】留萌本線惜別と海に最も近い駅と秘境駅(2/5)

昨日の晩御飯の後悔と動画撮影の失敗で寝起きは悪かったが、朝イチでホテルの大浴場の浴槽に浸かったら気分も回復してきた。

夜のうちに降った雪が薄っすらと積もった道を歩いて颯爽と札幌駅に向かい、稚内行き特急スーパー宗谷1号を待っていると、「臨時」のヘッドマークの付いたキハ183系が入線してくる。
案内放送によると、スーパー宗谷で使う車両が点検だか何だかで使用できないので、キハ183系か代わりに走るという。


【見えづらいが臨時のヘッドマーク】

さらに放送は、稚内着が1時間ほど遅れるという。
稚内でスーパー宗谷1号を12時53分に降りた後、すぐその後の13時44分発の札幌行き特急サロベツには間に合わないので、稚内で折り返す乗客は南稚内で乗り替えろという。
普通は終着駅に着いてそのまま戻るような乗客なんかあり得ないので、そんな案内はしないはずなのだが、この時期は大人の休日倶楽部のフリーパスの期間なので、高齢鉄オタの行動などJR北海道はすっかりお見通しだということなのである。
ワイド周遊券があった頃、そのお世話になった鉄オタが歳を食って大人の休日倶楽部パスを使えばどんな行動を取るかはJR北海道にしてみれば手に取るようにわかるに違いない。

というわけで、終着稚内までの車窓を撮る身としては、サロベツでの折り返しを諦めて17時ジャスト発のスーパー宗谷4号で札幌に戻るしかない。
これだと、深川で留萌本線の列車が発車するシーンを撮影することは残念ながら諦めるしかない。

しかも、キハ183系はスーパー宗谷の先頭車両より席数が多いので、指定席の余りが前方に数席ある。これをうっかりしていたので、未指定の前面展望席は既に老夫婦に確保されてしまった。こういう、アクシデントの時は瞬時に判断することで良い席を確保できることを肝に命じておかねばならないと思った。
しかし、老夫婦は前面展望に飽きたらしく途中で空いたので、深川から旭川まで前面展望風景を撮影することができた。
この区間は、増毛行きの臨時列車とすれ違うので、先頭に食らいついていたらタラコ色の先頭車両とすれ違うシーンが撮影できた。


【増毛行き臨時列車のタラコ色とすれ違う】

ともかく、車両変更でスーパー宗谷の速度が出せないのだから遅れるのは仕方ないと諦めたものの、さらに悪いことに、信号故障の影響で音威子府で代行バスに乗り換えることになった。


【代行バスで音威子府駅を後にする】

代行バスは二台で、席に余裕があったのはいいが、稚内着は更に遅れて3時ごろを予定しているという。


【日本とは思えぬ風景】

これだと、宗谷岬はおろかノシャップ岬への往復も厳しい。
宗谷本線を走る特急は車内販売がないから、昼ごはんも食べていないので尚更だ。
そんなこんなで稚内には3時ごろに到着したものの、今度は折り返すスーパー宗谷4号が到着予定から遅れるため、 発車が45分遅れるという。


【立派な駅舎になった稚内】

考えてみれば、音威子府で運転打ち切りになったスーパー宗谷1号が稚内で折り返してスーパー宗谷4号になるのだから、定刻に間に合うと思う方が間違っているのかもしれない。
まあ、多少出発が遅れるのは致し方ないが、よく考えると車両がキハ183系なので、札幌到着はさらに遅れる。
スーパー宗谷4号の札幌着定刻が22時9分なので45分遅れで22時54分。車両がキハ183系だから順調にいっても0時前くらい。ひょっとするとさらに遅れる可能性がある。というか、遅れるに決まっている。


【稚内の駅弁のかにめしで昼夜兼用の食事を取る】

案の定所々遅れて、途中の塩狩では各駅停車を待つ羽目になって、特急なのに各駅停車待たなければいけないという理不尽な目にも合う。


【小説塩狩峠の舞台にもなった塩狩】

しかし、2時間遅れると特急料金払い戻しの寸前の午前0時過ぎに到着するというアクロバティックなふざけたワザを使って乗客を愚弄する。
2時間前なので特急料金の払い戻しはありませんという車掌氏の勝ち誇った高らかなる案内放送を聞きながら俺の3110円はどうなる?とセコイ雄叫びを嚙み殺して、コンビニでビールとつまみを買って帰ったのであった。トホホ。


【札幌ー音威子府間車窓】


【音威子府から稚内までの代行バス車窓】

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【車窓への旅】留萌本線惜別と海に最も近い駅と秘境駅(1/5)

12月4日、留萌本線の留萌ー増毛間が廃止になるという。
廃止になる留萌ー増毛間は留萌本線の中でも特に景色の良いところで、日本海に沿って走る区間だ。

僕が留萌本線に乗ったのは昭和60年10月に一度きりだったけど、増毛からの帰りに車窓から見た日本海に沈む夕陽の鮮やかさは今も忘れられないほど記憶に残っている。
また、車窓からの美しい風景を堪能していた時に、制服姿の女子高生がタバコをプカプカ吸っていたのも忘れられない。
あの鮮やかな夕陽とタバコを吸う女子高生。忘れようったって、忘れられない。あの女子高生は今何をしているのだろう?

というわけで、留萌本線を廃止直前に見に行くことにしたが、せっかく北海道に行くのだから、充分に車窓を堪能したい、日本一の秘境駅小幌にも再訪したい、海に最も近い駅北舟岡も訪れたい。
取れる休みは4日、土日を入れて6日、そんなこんなを詰め込んだ強行軍スケジュールは以下の通りに計画した。

1日目 東京ー新函館北斗ー函館ー札幌
2日目 札幌ー稚内ー深川ー札幌
深川で留萌本線が深川を発車するシーンを撮影。
3日目 札幌ー網走ー深川ー増毛ー深川
4日目 深川ー増毛ー深川ー札幌ー小樽ー札幌ー小幌ー北舟岡ー伊達紋別ー札幌
5日目 札幌ー函館ー新函館北斗ー東京

体力的な不安もあるけれど、それ以上に不安なのが天候で予定が左右されそうなところ。
今年は特に早いうちから大雪が降って、留萌本線の運休も直近にあったから不安は増す。

そして迎えた11月29日早朝6時32分の東京駅、冬用のスノーブーツを履いて北海道新幹線はやぶさ1号に乗り込む。
東京駅を出発し関東、仙台辺りまでは晴れていた天気も岩手県北部から積雪がチラホラと見えてきて、奥津軽いまべつでは降雪となった。青函トンネルを抜けて北海道に上陸したら天候は回復したが、函館から特急スーパー北斗11号に乗り換えて長万部に達する頃には吹雪いていて、思わず眼を見張る。


【はこだてライナーで函館に寄り道】


【長万部では吹雪いていた】

しかし、長万部を過ぎしばらくすると雪はやみ陽射しも出てきて積雪も無くなっていたが、札幌に近づくと雲は重く垂れ込め雪も積もっていた。

16時過ぎに札幌に到着し駅を出てみると、路面の状態は不慣れな人間は転倒する危険があるほど凍りついていた。


【本州の人間には危険な路面】

すっかり日も暮れた札幌駅前に出ると、クリスマスのイルミネーションが華やかで、すっかり年末が近づいていることを実感させられる。


【札幌駅南口のイルミネーション】

煌びやかなイルミネーションの前では若い女の子がキャッキャキャッキャ言って微笑ましいが、カップルがイチャイチャと写真なんか撮ってやがると、そこら辺にある雪を丸めてぶつけてやろうかなどと思ったりもする奴もいるのではないかと思われる。
僕は決してそんなことを思ったりはしませんけれど、ええ、決してしませんけれど、チクショー。

などと、わけのわからないことを思いながら、不審なオッさんはふらふらと街を彷徨い歩き、晩御飯を何にしようかと思い巡らせる。
そうこうしているうちに時計台まで来て、石原裕次郎の「恋の町札幌」を思い出しながら、さっき見たトンカツ屋にしようかなどと来た道を戻りながら、結局はモスバーガーを買ってホテルで一人寂しく食べることにする。


【恋の町札幌を口ずさみたい風景】

モスバーガーを買って帰ったら帰ったで、途中で見た焼き鳥屋にすれば良かったと激しく後悔して、焼き鳥屋の写真を妻に送りつけて、ひとっ風呂浴びてこの日は就寝。


【寂しい晩酌】

就寝前に今日撮った動画を見たら、車内映り込み防止の自作のフードが思いっきり映り込むという大失敗をやらかしていたので夢見は当然悪い。

何やってんだか、、、


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【車窓への旅】春色の汽車〜小湊鉄道トロッコ列車2016/04/02

寒い日と暖かい日が繰り返し少しづつ春めいてきた今日この頃、春を感じに小湊鉄道沿線の朴訥とした風景を眺めに行こうと、久々に小湊鉄道のHPを覗いたらトロッコ列車が運行されているので驚く。

とうとう、小湊鉄道も観光列車を運行するようになったのかと、改めて調べてみると2015年の秋から運行していたらしい。

これで、小湊鉄道の列車にもボックス席の車両ができたので、既存のロングシートの車両に比べて車窓風景もより楽しめるようになったのは大きい。

鉄道を使った旅行の楽しみは何と言っても、移りゆく車窓風景を眺めることが一番なのだから。

里山トロッコ号の時刻を調べてみると、里山トロッコ号は五井ではなく、何故か上総牛久発なので、上総牛久まで行って乗り換えなくてはならない。
里山トロッコ1号は8時29分発なので、それに間に合わせるには五井発7時54分発に乗るのが一番スムーズだが、上総牛久着が8時21分と余裕は8分しかない。
8分だと機関車やトロッコ車両の撮影をして、窓際の眺めの良い席が確保できるかどうかは非常に微妙な気がする。
よって、1本前の7時3分発に乗る方が安心できる。この列車だと上総牛久着が7時37分だから約50分の余裕が持てるし、早めにトロッコ列車がホームに入線すれば、接続列車から乗り換えるより良い席が確保できるのは間違いない。
問題は五井7時着の内房線で7時3分発に間に合うかどうかだ。

とりあえず、里山トロッコの予約を4月2日の1号にしたものの、気温が低いとキツいという軟弱な理由で窓付き車両を選び、窓無しのトロッコ車両を回避する。

4月2日当日7時、五井駅に到着した内房線の車両は長い編成のせいもあり、小湊鉄道との乗り換えの跨線橋より大分離れた所に止まって焦る。
最初から想定外の事態が持ち上がり、3分の乗り換え時間に間に合わせるためにぜーぜー言いながらダッシュして、小湊鉄道の乗り換え口に到着し、券売機にお金を投入していると、無情にも発車ベルが鳴り響くではないか。
泡を食いながらも乗車券を何とか買い求めて、転がり落ちるように階段を下りてバタバタと車内に駆け込む。
しかし、席を探し当てて落ち着いてもまだまだ延々と鳴り響いている。
こんなことなら、慌てなくても充分に間に合ったのに人騒がせな発車ベルだなとブツブツ文句を言っているとようやく発車する。

五井から上総牛久まではまだ里山という雰囲気ではなく、普通の関東ローカル的な景色の中を走り、上総牛久から里山の雰囲気が出てくる。
それゆえ、五井ではなく上総牛久を始発駅に設定したのかと思ったのだが、土日の3往復設定だと五井じゃキツいから上総牛久にしたんだろうな(あくまで推測です)。

約30分ほど、ありきたりの関東ローカルな景色を走った小湊鉄道のキハ200は上総牛久に到着する。
上総牛久で予約していたトロッコ列車の整理券を購入しようとしたが窓口が開くまで少し待つ。
8時頃になると、五井方面から蒸気機関車風ディーゼル機関車に牽引されたトロッコ列車がやってくる。

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【上総牛久駅に入線する里山トロッコ号】

トロッコ列車の入線と共に改札が始まり、上総牛久で待っていた十数名の乗客がとりあえず席を確保して(トロッコ列車は全席自由席)、記念写真を撮り始める。

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【蒸気機関車風ディーゼル機関車】

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【最後部の車両】

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【展望トロッコ車両】

そうこうしていると、接続列車がたった1両で満員の乗客を乗せて8時21分に到着。
比較的静かだったトロッコ列車は途端に賑やかになり、後から来た人達が席の確保と写真撮影でバタバタしだして、落ち着いた頃に発車ベルがなる。


【里山トロッコ号で菜の花を観賞〜小湊鉄道2016/04/02】

上総鶴舞や里見の駅舎が見える進行方向左側に席を取ると発車早々墓地が見えるナイスロケーション。
はは〜ん、幽霊列車のサービスとは粋な計らいじゃねーか小湊鉄道よ、と感心しながらトロッコ列車の旅は始まる。

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【展望車も窓付き車両も天井は開放的だ】

トロッコ列車は始発の上総牛久から終点の養老渓谷までの停車駅は里見だけだが、扉が開かないだけで途中駅の所々に停車していく。
だから、各駅の様子がしっかり見られるのだが、次の上総川間駅の駅名標が「かずさかわま」ではなく、「かづさかわま」と誤表記のまま放置されているのが物悲しい。
しかも、この駅は氷川きよしのPVにも使われているのに。

その次の上総鶴舞はドラマやCMのロケ地として小湊鉄道では一番使われている駅で、人気ドラマ相棒の舞台にもなった。
駅の先が右側に緩やかなカーブを描いているから、駅の向こうに曲がっていくキハに桜と菜の花が文字通り花を添えている写真が撮れるので、春にはカメラマンの姿が目立つ駅でもある。

次の上総久保と、その次の高滝の間は田植え前の水を張った水田が鏡のように車両を映すので、ここも田植え前の時期にはカメラマンが目立つ。

高滝の次はトロッコ列車唯一の停車駅里見で、ここでは飲食物が多数用意されているのと反対方向から来る列車とのタブレット交換があるため停車時間が長いので、ホームの簡易販売所は客で賑わう。

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【トロッコの客で賑わう里見駅ホーム】

飯給、月崎、上総大久保とそれぞれ撮影地としてカメラマンで賑わう駅を過ぎると、上総大久保と終点の養老渓谷の間には菜の花が咲き誇る広々とした場所を通るが、ここが一番有名な撮影スポットなのでカメラマンの数がハンパない。
中には菜の花が咲いている場所にズカズカ踏み込んで、肝腎の菜の花を踏みつけて撮影する不心得者がいるので、大きな問題になっている。
いすみ鉄道の社長もカンカンだぞ。

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【ここ以外にもカメラマンが大量にいた】

というわけで、約1時間の楽しいトロッコ列車の旅を満喫した乗客達は、養老渓谷の粟又の滝を目指したり、次の列車で上総中野からいすみ鉄道へ乗り継いだり、それぞれ観光地巡りにいそしむのであった。

粟又の滝は空気が澄んでて、良かったよ〜。

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【粟又の滝は空気が澄んでいる】

全区間の車窓風景はこちら


【里山トロッコ】上総牛久ー養老渓谷間車窓風景・小湊鉄道里山トロッコ1号2016/04/02

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【車窓への旅】羽越本線、青森、花輪線(2)2016/02/01

2月1日早朝、急行はまなすの青森駅到着6時19分に間に合うよう5時半過ぎにホテルを出ると、細かな雪が夜明け前の青森の街を白く染め上げ降っている。

青森に入線してきた急行はまなすの最後尾の車両のテールマークの文字もおぼろげな程度に、雪は車両にも降り積もっていた。

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【はまなすの最後尾。雪が積もっている】


【急行はまなす青森駅到着から回送まで】

6時52分、はまなすの到着した3番線と同じホームの4番線から普通列車に乗って大館に向かう。

大館に8時38分に到着し、9時17分発の花輪線盛岡行きを待つ間に、大館の名物駅弁「鶏めし」を探すが見当たらない。

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【大館駅】

諦めて駅の隣のニューデイズというJR東日本系列のコンビニにおにぎりかサンドイッチでも買いに行こうかと入っていくと、お目当の「鶏めし」が売っていて胸を撫で下ろす。
一昨日も食べたばかりだけど、また食べたくなるほど美味しいのと、ここで食料を調達し損ねると終点の盛岡まで何も食べられないからホッとするが、コンビニで売っているとは意表を突かれる。

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【シンプルだけど、美味しさには定評の鶏めし】

大館を定刻に発車した盛岡行きは、約3時間かけて12時15分に終点の盛岡に到着する。
花輪線は大館から盛岡まではずうっと山の中を走るので風景の変化には乏しいが、3時間たっぷり雪景色を楽しめる路線でもある。


【末広駅付近では吹雪いていた】

途中の十和田南駅ではスイッチバックも楽しめるが、急勾配でもない平坦な場所でスイッチバックになっているのは、線路の行き止まりの先に新線計画があったためだそうだ。


【スイッチバックの十和田南駅へ】

十和田南で進行方向の変わった列車は、湯瀬温泉で乗り込んできたオバさん4人組の所為で騒がしいまま盛岡までの苦難の道を強いられる。
松尾八幡平辺りでは岩手富士とも呼ばれる岩手山が進行方向右側に姿を現す。


【花輪線車窓から見る岩手山】

大館からしばらくは降っていた雪もこの頃には止んで晴れ上がり、強い陽射しで列車の中にいても汗ばむほどになり、好天のまま盛岡に到着する。
花輪線は盛岡の数駅手前の好摩までで、好摩から盛岡まではIGR岩手銀河鉄道を走る関係上、盛岡駅ではJR東日本のホームではなく、IGR岩手銀河鉄道のホームに到着するので、JRへの乗り換えが面倒くさい。
とりあえず、乗車予定の14時50分のこまち22号まで時間があるので、盛岡バスセンターと盛岡城の城跡へ行く。
盛岡城の城跡でのんびりしすぎたせいで新幹線の時間に遅れそうになるが、市内を100円で走ってるバスがちょうどやって来て何とか事無きを得る。

盛岡からは東京までは2時間ちょっとと呆気なく着いて東京駅の雑踏にまぎれると、今朝方出発した筈の青森駅が遠く懐かしく思えて不思議な感覚になる。


【【豪雪】大館ー盛岡間車窓風景・花輪線2016/02/01 】

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