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国宝を観に行く〜東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」

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    国立博物館が創立150年を記念して、東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を開催している。
    しかし、事前予約制という面倒なことを言いやがっているので、予約しようと当該ページを閲覧すると土日祝日はほとんど埋まっている。
    ちょうどいい時間帯は全滅なので、不本意ではあるが誠に遺憾だが、大事に取ってある有給休暇の使用に追い込まれてしまう。
    私はね、休みなんて欲しくないんですよ。でもね、東京国立博物館がね、予約しないと入れてやんないよ?とか意地悪言うからね、休みを取らざるを得ないんですよ。
    てなことをわーっと捲し立てて有給休暇をゲットして、当日に備えちゃう次第なのです。

    そんなこんなで、どんな展示物があるのやらと検索していると、最近は国立博物館のことを「トーハク」呼ばわりしていることが判明。
    「何だその軽薄な呼び方は?」と昭和生まれのおっさんはイライラする。
    何でもかんでも略しやがってとイライラする。
    「トーハクだからケーハクか」と自分の駄洒落にさらにイライラする。

    検索していると、高額切手でお馴染みの「見返り美人」が展示されるという。
    趣味で切手収集をしたことのある者にとっては「月に雁」と共に憧れの対象だった。
    その現物を観れるとなれば観に行かない手はない。

    というわけで迎えた11月9日、予約時間は15時30分という遅い時間なので、腹拵えをしてから行くことにする。
    上野近辺で食べようかとも思ったけど、ドムドムハンバーガーの高級店が銀座にいつの間にかできていたので、見物がてら銀座に行くことにした。

    ドムドムハンバーガーは店舗縮小が続き消滅したのかと思っていたら、近年業績をV字回復して浅草花やしきに出店したり「丸ごとカニバーガー」を出したりで人気も急上昇している。
    そして、銀座スイスの移転後の跡地に開店したので、銀座スイスとのコラボメニューなんかも始めたらしい。


    【銀座スイスの跡地に開店したドムドム】

    銀座に着いてドムドムハンバーガーPlus(って名前らしい)を見てメニューも見たが、この日のランチはハンバーガーという気分でもなかったため、釜めしを食べに銀座鳥ぎんに行くことにする。

    しかし、鳥ぎんに来て焼き鳥を食べないのも失礼なような気がしたので焼き鳥のセットを頼む。
    焼き鳥を頼んだら、何かこう泡の出るサッポロ何ちゃらとかいう飲み物も欲しくなる。
    ここまで来たら流れは変えられないので、不本意ではあるが誠に遺憾だがサッポロ何ちゃらという飲み物を注文。


    【サッポロ何ちゃらという飲み物】

    釜めしができるまでは多少時間がかかるからビール一本(あっ!ビールって書いちゃった)では持たないのでもう一本追加。
    当然焼き鳥も追加。そんなこんなで結局ビール三本飲んでしまう。


    【焼き鳥にはビールだよね】

    こうなると当初の目的を忘れそうになるが、チケット代はカードで引き落とされているので行かないと大損こくという貧乏人根性が頭をもたげ、いそいそと上野に向かう。

    東京国立博物館は上野にあるからアクセス良さそうなイメージだが、JRからは5、6分と近いが銀座線の上野駅からだと、10分ちょっとかかるので、昼からビールを飲んだりするときつく感じる。
    博物館に着くと事前予約制の効果覿面で混雑はしていないのですんなり入れる。

    のんびりと本館へ歩を進めて行くと、本館前の池の横の銀杏の樹が少し色づいている。
    ベンチには品の良さそうな老夫婦がお茶を飲んでたり、賢そうで清潔な感じの女子高生がポスターの説明文を読んでいたりと、同じ上野でもアメ横辺りとはだいぶ趣きが違う。


    【博物館本館と銀杏】

    本館に入ると早速2階の展示物を観に行く。最初のフロアは刀剣とか埴輪や古文書の類が中心で、自分のような俗物にとってはほうほうとは思うが華やかさや面白味には欠けるので、ザッと流して観て行く。
    それでも、「備前長船」なんて代物があったので流石にそれはじっくりと観賞する。
    埴輪に関してはみうらじゅんの「学園ハニワ者ハニーに首ったけ」なんて埴輪の女子が主人公の漫画があったことを思い出す。

    ひと通りこのフロアを観たので、次は絵画や美術品中心のフロアに移動する。
    こっちの展示物は名の知られた物が多く。誰でも知っている作品が次々と出て来る。

    以下、展示されていた物を列挙すると、

    岸田劉生の麗子像
    神奈川沖浪裏
    写楽
    月に雁
    尾形光琳の風神雷神
    金剛力士像

    等々、そして最後に「見返り美人」が展示されていて、そこから出口になっている。
    出口の先はグッズ売り場になっていて、国立博物館と言えども抜かりはない。

    この見返り美人とその直前の展示物の金剛力士像の2点は写真撮影OKということで人だかりができているのだが、ちょっと離れたところから撮れば多くの人が写せるのに前へ前へと出ようとするから余計に混む。


    【金剛力士像】




    【見返り美人】

    それでも何とか写真に収めてグッズ売り場に行くが、5時閉店なのでロクに商品を見る暇が無かった。
    入館したのが15時半だから、展示物を観賞するのに17時近くまで1時間半近くかかったことになる。
    これが長いのか短いのかわからないが、作品をひと通り観賞することができたから充分だろう。


    【鑑賞後は真っ暗】

    JUGEMテーマ:博物館



    梅蘭で「この時期に」焼きそばを食べる〜上野

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      梅蘭と言えば、横浜中華街の名店。
      特に焼きそばが有名で、表カリカリ中トロ〜リという、カリカリの焼いた麺の中に餡掛けの具を閉じ込めた食感が人気なのだ。

      いつも、上野のさくらテラスの店の前を通りかかる度に気になっていたが、上野に次回行った時に食べようと話をしていたら、社長が逮捕されるというニュースが飛び込んで来た。

      さすがにちょっと気になってネットで評判を検索すると毀誉褒貶相半ば。

      こうなったら、四の五の言ってないで行ってみるのが一番だ。

      毎月のルーティーンとなっている弁天堂のお参りを済ませ、13時近くにさくらテラスの3階にある梅蘭に行く。
      メニューを見ながらどれにしようかと悩んでいるとマネージャーらしき人物に招き入れられたので、そのまま店内に。


      【表のメニューにはデカデカとやきそばが主張】

      入口でアルコール消毒して席に着く。
      席の隣は調理場で中国語が飛び交っている。
      店内の如何にも中華な内装と相まって、中国旅行にでも行ったような気分になる。


      【電灯の傘(?)がエキゾチック】


      【調理場口にも派手な飾りが】

      インバウンドで来日する中国人旅行客の騒がしさやマナーにはウンザリするが、中華料理店の中国人はエキゾチックでいい。
      独特のバイタリティやエネルギッシュな感じが、昔の香港映画のような気分にもさせてくれる。

      メニューはとりあえず見てみるが、せっかくだから名物のやきそばはぜひ食べたい。

      やきそばのセットメニューから探すと、

      BEERやきそばセット
      (エビチリと青椒肉絲からどちらか選べて枝豆付)

      を始め、いろいろあるが、蘭御膳セットを選ぶ。

      やきそばはハーフだけど、
      フカヒレスープ
      海鮮三種炒め
      前菜三種盛り合わせ
      杏仁豆腐

      という感じで飽きなさそうなのがいい。

      とりあえず、ビールを頼み待っているとどんどん出てくる。
      ランチタイムだから、準備万端整って滞りなく出てくる。


      【けっこう量が多い】


      【やきそばはハーフで充分】

      お目当ての梅蘭やきそばが出てきて、さてどんなもんかと食べてみたら、普通に美味しい。
      そばカリカリ、中身の餡トロトロ熱々で実に美味しい。
      ネットの評判も指針にはなるけれど、やっぱり実際に行ってみなけりゃ何とも言えない。
      もちろん、その時の状況によって様々なケースがあるから、一概には判断できないけれど、通常はちゃんとした店だと思う。
      マネージャーは特に愛想がいいわけでもないけれど、失礼な態度でもないから全然構わないし、中国人の女性店員も普通の接客だった。
      そりゃ、愛想が良ければ好感度は高いが、普通の接客で普通以上の味が楽しめればそれでいいじゃないかと思う。


      【醤油差しが気が利いている】

      今後は社長の逮捕で、どうなるかわからないけど、こんな感じなら大丈夫だろう。

      そういや、小籠包も美味しいらしいから次回は小籠包も頼まなきゃ。

      JUGEMテーマ:グルメ




      上野駅のコインロッカーが全部空いている奇跡〜コロナ自粛中の4月11日

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        今までの上野付近はインバウンドやら何やらで、外国人だらけでアジア的カオスを体現していた街だった。
        それが、コロナ自粛の影響でガラガラになってしまった。

        その影響で、いつもは空いているのを見たことがない、地下鉄上野駅のコインロッカーが全部空いているという光景を目の当たりにしてしまった。

        コインロッカーは地下鉄の上野駅から地上に出るスロープの手前に2つ設置されているが、その2つとも全部空いている。
        おそらく、こんなことはもう2度と無いだろう。








        JUGEMテーマ:東京




        上野公園の紫陽花〜上野

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          上野公園の紫陽花が見頃になってきた。

          IMG_8754.JPG

          上野公園の入り口から清水観音堂の辺りと不忍池の遊歩道の辺りが紫陽花の咲いている場所だが、7〜8割くらい咲いてきている。

          2016_0604_121445-IMGP9363nnn.jpg

          IMG_8744.JPG

          記憶が怪しいのでハッキリしないが、10年以上前は上野公園で紫陽花が咲いているのを見た記憶がない。
          ここ数年で紫陽花を植えたのかなとも思うが、どうなんだろう?

          とりあえず、桜以外にも花が楽しめるに越したことはないのでどうでもいいけど、ちょっと腑に落ちない。
          それはともかく、見どころは清水観音堂の下の左側の階段の紫陽花で、清水堂を背景に咲き誇る紫陽花が絵になる。

          2016_0604_121113-IMGP9349nnn.jpg

          ただし、「人形供養」と書いてある幟がちょっと不気味ではあるけれど。

          動画「上野公園の紫陽花」



          JUGEMテーマ:日記・一般

          外国人に大人気の巨大ソバサンプル〜上野

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            上野駅のガード下に「つるや」という、何の変哲もない普通の立ち食いソバ屋がある。


            【つるやですよー】

            この何の変哲もない普通の立ち食いソバ屋の「つるや」は、他の一般の立ち食いソバ屋と同じく普通の店なのだが、この店の前には、何故かひときわ人目を引く自動巨大ソバサンプルが鎮座ましましている。
            この自動ソバサンプルは日がな一日ウィンウィンと動き続けているのだが、動くと言っても動くのはサンプルの上にある箸と箸が手繰っているソバだけで、これが1日中飽きもせず同じ動きをしているのである。


            【これが問題の巨大ソバだ!】

            しかし、この一見無意味な自動巨大ソバサンプルは、大多数の通行人に無視されながらも何故か外国人観光客には大人気で、記念撮影している光景をよく目にする。
            当然、こんなバカバカしいものは外国にあるわけもなく、あのしょーもないインチキテーマパークを有する中国からの観光客でさえも喜んで記念撮影をしているのだから、群を抜いたバカバカしさと言ってもいいだろう。

            いつだったかも、10歳前後くらいのブロンドの白人の兄妹が満面の笑みを浮かべて横に立ち、それを両親がニコニコしながら撮影していたのだけど、それを見ていたら、何かだんだんと途轍もない観光資源に思えてきたから、あのソバの動きには催眠効果があるんじゃないかという疑惑が芽生えてきたような気もしたが、そんなわけは当然ないのであるのであった(何だこの文章?)。

            動画はこちら。単純な動きを見てみよう。


            自動箸付き巨大サンプルそば〜上野2014/08/03

            JUGEMテーマ:東京

            斎藤明夫風メガネ屋さん〜上野広小路

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              上野広小路から末広町に向かって中央通りを歩いて行くと、メガネのオジサンがニカーッと笑っている看板が目に入る。

              斎藤明夫風メガネ屋

              メガネのオジサンの看板は「メガネバスター」というメガネ屋さんの看板で、どう見ても

              元大洋の斎藤明夫にしか見えない。

              だから、メガネバスターの前を通るたびに心の中で「ああ、斎藤明夫だ」と納得していたのだが、気になってググってみたら、全く関係なかったことが判明。

              確かに髪型はちょっと違うなあとは思ってはいたんだけど、こんな風に

              ニッカー

              という笑顔は斎藤明夫としか思えなかったんだから仕方ないよね?

              JUGEMテーマ:日記・一般



              上野公園のカンザクラ〜上野

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                カンザクラ2011/02/26

                上野公園のカンザクラは先週の土曜日の時点で七分咲きといったところで、写真は同日の「もしツア」で放映されたカンザクラと同じもの。

                場所は桜並木の清水観音堂下の少し先の辺り。

                ここ以外に、動物園の入り口手前左側にもカンザクラが咲いていた。

                JUGEMテーマ:日記・一般



                東京雪景色〜上野公園

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                  11日、東京で珍しく本格的な雪が降ったので都心まで様子を見に行く。

                  雪の上野公園20110211-1

                  上野駅を降り、上野公園の西郷像への階段下辺りまで来たら強く降りだす。

                  雪の上野公園20110211-2

                  雪にも関わらず、上野公園のメインストリートは人出が多い。

                  雪の上野公園20110211-3

                  いつもは屋台で賑わう弁天堂の参道も、雪で屋台はゼロ。

                  おかげで、珍しくスッキリした参道が見られる。

                  雪の上野公園20110211-4

                  そのあおりを受けて、参拝客がいない弁天堂。

                  雪の上野公園20110211-5

                  一ヶ月ちょっと経てば満開の桜が咲き誇るとは思えぬ、白く雪化粧した桜並木。



                  動画(1)は上野公園入り口から清水観音堂まで。



                  動画(2)は弁天堂参道から弁天堂経由でボート池の遊歩道まで。

                  最後は上野公園内から見た無縁坂。

                  JUGEMテーマ:日記・一般



                  聚楽台喪失〜上野

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                    本来なら2010年の秋には建て替えられてリニューアル済みだったはずの上野聚楽台が2010年暮れにようやく解体が完了し、新たにオープンするのは2012年ということになったらしい。

                    もっとも、工事用の防護ネットに覆われていた在りし日の聚楽台の建物に思い入れ充分だったため、解体されて跡形もなく無くなってしまうと寂しさだけが募り、複雑な気分に襲われてしまうのだった。

                    何と言っても上野のランドマークとしての機能も果たしていて、上野の風景の一部としてあまりにも馴染んでしまっていたから。

                    しかし、そんな懐古趣味のオヤジの胸中など一顧だにせず、工事は今日もテキパキかどうかは知らないが無情にも進んでいくのであった。

                    聚楽台20101231-1

                    すっかりと跡形もなく消失してしまった聚楽台。

                    無情にも、

                    懐かしの偽モンローの

                    「じゅらくよおん♪」

                    の深夜コマーシャルとともに記憶の彼方へ消え去っていこうとしているのである。

                    聚楽台20110109

                    ポッカリと空いてしまった空間にあった、あの薄汚い建物が懐かしい。

                    聚楽台20101231-2

                    京成上野駅の横の階段から。

                    奥はJR上野駅。

                    西郷隆盛20101231

                    聚楽台の上の西郷さん。

                    西郷さんの足下にはスカイツリーがチラッと見える。

                    JUGEMテーマ:日記・一般



                    紫のビル〜御徒町

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                      御徒町の多慶屋というディスカウントショップは、そんなに大きなビルではないけれど、複数のビルを持つちょっとした大型小売店として、上野御徒町近辺では名の知られた店なのだが、

                      紫色をした斬新な店

                      としても異彩を放っている。

                      もっとも、昔からこんな悪趣味な色を塗ったくってやがったワケではなく、5,6年くらい前に突如として紫色にサイデリングをしやがったのであるが、中身は相変わらず雑然としているところに詰めの甘さを感じてしまうのであったのであったんだよ。

                      しかし、紫という色は元々高貴な色だったのだが、田舎のヤンキーが好んで紫色を衣装やその他、挙句の果てには車にまで採用しちゃうものであるから、高貴な色のイメージが著しくアレしちゃっているという側面も見逃すわけにはいかないのであるが、「だから、どうなんだ?」と言われたところで

                      知ったことではない

                      という結論を贈呈しちゃうから許してね。

                      御徒町の多慶屋。何故か紫のビル。

                      御徒町の多慶屋。何故か紫のビル。
                      posted by (C)junzou73

                      このビルを見た瞬間、いったい、何を考えてこんな色にしちゃったんだよ!という熱い思いが胸の奥から湧き出てくるのは、極めて正常なので安心してほしい。

                      JUGEMテーマ:日記・一般



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