築地市場最後の日〜2018/10/06
営業最終日を10月6日で迎える築地市場を最後に見ておこうと朝4時に目覚ましをかけたものの、連日の睡眠不足で二度寝を敢行して築地駅に着いたのが正午。
人で溢れる場外をすり抜け、勝どき門から入ろうと思ったら、
「一般の方は入場できません!」
と、警備員が大声を出しているので、中に入ることを諦めた一般人が場内の様子を伺いながら写真をバシャバシャ撮っている。
【一般人は入口で止められる】
しかし、新大橋通りに面した小さな入り口(市場橋門というらしい)に向かうと、どう見ても一般人が普通に出入りしている上に係員の姿も見当たらないので、ありがたく中に入らせていただく。
営業は終了しているものの、場内はターレやトラックが行き交っているので、注意を払いながら迷惑をかけないように進んで行くと一般人がウジャウジャいる。
道の真ん中に出て呑気に写真を撮っている迷惑千万なヤツもいるから、市場の人達も「自由だなあ」と苦笑いしながら見ている。
場内の中央部の辺りに来て横を見ると人集りがしている。
【けっこうな人だかり】
時計を見ると午後1時を回ったところで、吉野家一号店の閉店時間だ。
【吉野家1号店の前はご覧のありさま】
店の前では従業員が「終了」と書かれた紙を持って立っている。
【即席で作ったような紙】
店内にはまだ客がいて、行列も20人くらいいる。
しかし、ギャラリーはそれ以上で、おそらく100人くらいはいるだろう。
一旦、並びの飲食街から勝どき門まで行って戻って来ると、ターレに乗った市場の人も吉野家を撮影している。
本当は市場の人達だって吉野家の最後の日に行きたかったのだろうけど、最後の日には大行列になっていたから、行きたくても行けなかったに違いない。
それはちょっとかわいそうな気がするが、一般の人も最後の日に行きたいってのもあるから、致し方ないんだろうな。
【市場の人こそ名残惜しい】
人集りのしている吉野家の前を離れて魚がし横丁に向かうが、もちろんほとんど店じまいをしていて、開いていたのは雑貨店や切手や印紙を売る店とかTシャツとか長靴とか売ってるような、生もの以外を扱っている店だった。
【場内では切手や印紙だって売っているのだ】
豊洲に移転する店もしない店も片付けに追われて、ゴミも出さなきゃならないので大変そうだ。
市場内の放送では、仲卸売場内に不法投棄が発生しているので指定された場所に出してくださいと言っている。
世の中にはいろんな人がいるけど、こんな日に不法投棄なんかする業者もいるもんなんだとちょっと驚く。
魚がし横丁をひと回りして市場の外に出ると、まだ中に入って行く見学者が後を絶たない。
築地は場内も場外も最後の日を体感しに来る来場者で賑わっているが、勝どき門前にある波除神社も参拝者が後を絶たない。
【参拝客で賑わう波除神社】
この日の御朱印をいただきに来る人も多く、もちろん自分も御朱印をいただく。
波除神社は築地に市場が出来る遥か前から存在していて、創建は1659年だというから、市場の最初から最後までを見守ってきたと言っても過言ではない。
と言うことは、市場が豊洲に移ったら、新しい市場を見守る神様はどうなるのか、ちょっと気になる。
【御朱印いただいたら弁天様の方だった】
それにしても、場外市場の熱気を見ると、市場自体の閉鎖はあまり関係無さそうな気もする。
最早、場外市場は場内云々関わらず、それだけで立派に独立しているのではないだろうか?
市場の位置や市場の人達の食は別問題として、場外そのものの魅力や雰囲気を楽しみに来ている人達は国内外を問わず多いように思える。
場外市場には場外だけでも充分にやっていけると思わせるパワーが漲っている。
【人出で溢れる場外市場】
市場が豊洲に移転するのは寂しい部分もあるけど、場外は場外で今後もこの築地の地で逞しくやっていくのだろう。
【築地市場最後の日の場内と場外の様子を撮影】
しかし、この混雑ぶりと場外市場の飲食店の営業時間の短さを考えると、場外での昼食は早々に諦めるしかない。
密かに築地市場最後の日は海鮮でと思っていたのに、結局は有楽町のガード下で喜多方ラーメンを食べて帰ることに。
まあ、喜多方ラーメンは喜多方ラーメンで凄い美味いからいいんだけどね。
人で溢れる場外をすり抜け、勝どき門から入ろうと思ったら、
「一般の方は入場できません!」
と、警備員が大声を出しているので、中に入ることを諦めた一般人が場内の様子を伺いながら写真をバシャバシャ撮っている。
【一般人は入口で止められる】
しかし、新大橋通りに面した小さな入り口(市場橋門というらしい)に向かうと、どう見ても一般人が普通に出入りしている上に係員の姿も見当たらないので、ありがたく中に入らせていただく。
営業は終了しているものの、場内はターレやトラックが行き交っているので、注意を払いながら迷惑をかけないように進んで行くと一般人がウジャウジャいる。
道の真ん中に出て呑気に写真を撮っている迷惑千万なヤツもいるから、市場の人達も「自由だなあ」と苦笑いしながら見ている。
場内の中央部の辺りに来て横を見ると人集りがしている。
【けっこうな人だかり】
時計を見ると午後1時を回ったところで、吉野家一号店の閉店時間だ。
【吉野家1号店の前はご覧のありさま】
店の前では従業員が「終了」と書かれた紙を持って立っている。
【即席で作ったような紙】
店内にはまだ客がいて、行列も20人くらいいる。
しかし、ギャラリーはそれ以上で、おそらく100人くらいはいるだろう。
一旦、並びの飲食街から勝どき門まで行って戻って来ると、ターレに乗った市場の人も吉野家を撮影している。
本当は市場の人達だって吉野家の最後の日に行きたかったのだろうけど、最後の日には大行列になっていたから、行きたくても行けなかったに違いない。
それはちょっとかわいそうな気がするが、一般の人も最後の日に行きたいってのもあるから、致し方ないんだろうな。
【市場の人こそ名残惜しい】
人集りのしている吉野家の前を離れて魚がし横丁に向かうが、もちろんほとんど店じまいをしていて、開いていたのは雑貨店や切手や印紙を売る店とかTシャツとか長靴とか売ってるような、生もの以外を扱っている店だった。
【場内では切手や印紙だって売っているのだ】
豊洲に移転する店もしない店も片付けに追われて、ゴミも出さなきゃならないので大変そうだ。
市場内の放送では、仲卸売場内に不法投棄が発生しているので指定された場所に出してくださいと言っている。
世の中にはいろんな人がいるけど、こんな日に不法投棄なんかする業者もいるもんなんだとちょっと驚く。
魚がし横丁をひと回りして市場の外に出ると、まだ中に入って行く見学者が後を絶たない。
築地は場内も場外も最後の日を体感しに来る来場者で賑わっているが、勝どき門前にある波除神社も参拝者が後を絶たない。
【参拝客で賑わう波除神社】
この日の御朱印をいただきに来る人も多く、もちろん自分も御朱印をいただく。
波除神社は築地に市場が出来る遥か前から存在していて、創建は1659年だというから、市場の最初から最後までを見守ってきたと言っても過言ではない。
と言うことは、市場が豊洲に移ったら、新しい市場を見守る神様はどうなるのか、ちょっと気になる。
【御朱印いただいたら弁天様の方だった】
それにしても、場外市場の熱気を見ると、市場自体の閉鎖はあまり関係無さそうな気もする。
最早、場外市場は場内云々関わらず、それだけで立派に独立しているのではないだろうか?
市場の位置や市場の人達の食は別問題として、場外そのものの魅力や雰囲気を楽しみに来ている人達は国内外を問わず多いように思える。
場外市場には場外だけでも充分にやっていけると思わせるパワーが漲っている。
【人出で溢れる場外市場】
市場が豊洲に移転するのは寂しい部分もあるけど、場外は場外で今後もこの築地の地で逞しくやっていくのだろう。
【築地市場最後の日の場内と場外の様子を撮影】
しかし、この混雑ぶりと場外市場の飲食店の営業時間の短さを考えると、場外での昼食は早々に諦めるしかない。
密かに築地市場最後の日は海鮮でと思っていたのに、結局は有楽町のガード下で喜多方ラーメンを食べて帰ることに。
まあ、喜多方ラーメンは喜多方ラーメンで凄い美味いからいいんだけどね。
JUGEMテーマ:東京
- 2018.10.09 Tuesday
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- 09:43
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- by ジョニー大倉山