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三愛ビル解体へ〜銀座

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    銀座の代表的な景色といえば銀座四丁目交差点と言っても過言ではない。


    【毎度お馴染み銀座四丁目交差点】

    しかし、2023年も開けて間も無く、そんな銀座四丁目交差点の風景に変化が起きている。
    銀座四丁目といえば、まず和光、そして三愛、三越の建物を思い浮かべる人が多いだろう。
    また、和光の対角線上にある銀座プレイスという周囲から浮いている建物も嫌々ながら思い出してしまうかもしれないが、やはり上記3点の建物を中心とした景色が一般的に馴染みがあるのではないだろうか?

    そんな銀座四丁目交差点の一角、三愛ビル(正式には三愛ドリームセンター)のテナントが全部無くなりもぬけの殻になっているのだ。


    【テナント退去済みの寂しい風景】


    【三越の前から】


    【和光の前から】

    年も明けて間もない2月初め、何の前触れもなく綺麗さっぱりガランとなっているビルを見上げ呆然となる。
    慌ててネットニュースを見ると、1月末にテナントが退去して3月には建て替えのために解体されるという。
    新たなビルは2027年に完成予定だが、外観を含めた詳細は今年の夏頃に発表されるらしい。

    元々はリコーの関連会社の婦人服販売会社三愛のシンボルとして、1963年(昭和38年)に建てられたもので、その甲斐あってか地下の水着売り場は若い女性に人気があった。
    男がウロウロしていると警備員がすっ飛んで来るので安心できるし、価格も銀座にしては適正だったのも大きいだろう。

    高級ブランド店犇めく銀座の、その中心とも言える銀座四丁目交差点に面したビルとしては、庶民的と言っては語弊があるにせよ、肩肘張らずに気楽に行ける空間だったのが、建て替えでどんな感じになるのかも興味深い。

    それにしても、1階と2階のドトールがちょっと小洒落た感じで人気があったが、一度も行けないままになってしまったのが心残りだ。

    建て替えまであと4年は交差点の景色も殺風景なものになるんだろうな。


    【動画】

    JUGEMテーマ:東京



    国宝を観に行く〜東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」

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      国立博物館が創立150年を記念して、東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を開催している。
      しかし、事前予約制という面倒なことを言いやがっているので、予約しようと当該ページを閲覧すると土日祝日はほとんど埋まっている。
      ちょうどいい時間帯は全滅なので、不本意ではあるが誠に遺憾だが、大事に取ってある有給休暇の使用に追い込まれてしまう。
      私はね、休みなんて欲しくないんですよ。でもね、東京国立博物館がね、予約しないと入れてやんないよ?とか意地悪言うからね、休みを取らざるを得ないんですよ。
      てなことをわーっと捲し立てて有給休暇をゲットして、当日に備えちゃう次第なのです。

      そんなこんなで、どんな展示物があるのやらと検索していると、最近は国立博物館のことを「トーハク」呼ばわりしていることが判明。
      「何だその軽薄な呼び方は?」と昭和生まれのおっさんはイライラする。
      何でもかんでも略しやがってとイライラする。
      「トーハクだからケーハクか」と自分の駄洒落にさらにイライラする。

      検索していると、高額切手でお馴染みの「見返り美人」が展示されるという。
      趣味で切手収集をしたことのある者にとっては「月に雁」と共に憧れの対象だった。
      その現物を観れるとなれば観に行かない手はない。

      というわけで迎えた11月9日、予約時間は15時30分という遅い時間なので、腹拵えをしてから行くことにする。
      上野近辺で食べようかとも思ったけど、ドムドムハンバーガーの高級店が銀座にいつの間にかできていたので、見物がてら銀座に行くことにした。

      ドムドムハンバーガーは店舗縮小が続き消滅したのかと思っていたら、近年業績をV字回復して浅草花やしきに出店したり「丸ごとカニバーガー」を出したりで人気も急上昇している。
      そして、銀座スイスの移転後の跡地に開店したので、銀座スイスとのコラボメニューなんかも始めたらしい。


      【銀座スイスの跡地に開店したドムドム】

      銀座に着いてドムドムハンバーガーPlus(って名前らしい)を見てメニューも見たが、この日のランチはハンバーガーという気分でもなかったため、釜めしを食べに銀座鳥ぎんに行くことにする。

      しかし、鳥ぎんに来て焼き鳥を食べないのも失礼なような気がしたので焼き鳥のセットを頼む。
      焼き鳥を頼んだら、何かこう泡の出るサッポロ何ちゃらとかいう飲み物も欲しくなる。
      ここまで来たら流れは変えられないので、不本意ではあるが誠に遺憾だがサッポロ何ちゃらという飲み物を注文。


      【サッポロ何ちゃらという飲み物】

      釜めしができるまでは多少時間がかかるからビール一本(あっ!ビールって書いちゃった)では持たないのでもう一本追加。
      当然焼き鳥も追加。そんなこんなで結局ビール三本飲んでしまう。


      【焼き鳥にはビールだよね】

      こうなると当初の目的を忘れそうになるが、チケット代はカードで引き落とされているので行かないと大損こくという貧乏人根性が頭をもたげ、いそいそと上野に向かう。

      東京国立博物館は上野にあるからアクセス良さそうなイメージだが、JRからは5、6分と近いが銀座線の上野駅からだと、10分ちょっとかかるので、昼からビールを飲んだりするときつく感じる。
      博物館に着くと事前予約制の効果覿面で混雑はしていないのですんなり入れる。

      のんびりと本館へ歩を進めて行くと、本館前の池の横の銀杏の樹が少し色づいている。
      ベンチには品の良さそうな老夫婦がお茶を飲んでたり、賢そうで清潔な感じの女子高生がポスターの説明文を読んでいたりと、同じ上野でもアメ横辺りとはだいぶ趣きが違う。


      【博物館本館と銀杏】

      本館に入ると早速2階の展示物を観に行く。最初のフロアは刀剣とか埴輪や古文書の類が中心で、自分のような俗物にとってはほうほうとは思うが華やかさや面白味には欠けるので、ザッと流して観て行く。
      それでも、「備前長船」なんて代物があったので流石にそれはじっくりと観賞する。
      埴輪に関してはみうらじゅんの「学園ハニワ者ハニーに首ったけ」なんて埴輪の女子が主人公の漫画があったことを思い出す。

      ひと通りこのフロアを観たので、次は絵画や美術品中心のフロアに移動する。
      こっちの展示物は名の知られた物が多く。誰でも知っている作品が次々と出て来る。

      以下、展示されていた物を列挙すると、

      岸田劉生の麗子像
      神奈川沖浪裏
      写楽
      月に雁
      尾形光琳の風神雷神
      金剛力士像

      等々、そして最後に「見返り美人」が展示されていて、そこから出口になっている。
      出口の先はグッズ売り場になっていて、国立博物館と言えども抜かりはない。

      この見返り美人とその直前の展示物の金剛力士像の2点は写真撮影OKということで人だかりができているのだが、ちょっと離れたところから撮れば多くの人が写せるのに前へ前へと出ようとするから余計に混む。


      【金剛力士像】




      【見返り美人】

      それでも何とか写真に収めてグッズ売り場に行くが、5時閉店なのでロクに商品を見る暇が無かった。
      入館したのが15時半だから、展示物を観賞するのに17時近くまで1時間半近くかかったことになる。
      これが長いのか短いのかわからないが、作品をひと通り観賞することができたから充分だろう。


      【鑑賞後は真っ暗】

      JUGEMテーマ:博物館



      SPY×FAMILYユニクロTシャツとビアホールのミックスナッツ

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        6月3日、今や人気沸騰中のSPY×FAMILYのTシャツがユニクロの実店舗とオンラインで発売された。
        3日は平日の金曜日だったので、昼休みにユニクロのサイトを覗こうと思ったら、妻からオンライン売り切れとのメールがやって来る。

        正直、Tシャツのデザインがちょっと微妙そうなんで、店で見て良さそうだったら買ってもいいかななんて思っていたけど、売り切れたと聞くと何故か欲しくなる。

        全部で4種類のうち、黒で背中にイラストのあるタイプとロイドのシルエットのタイプは、あまり興味が無かったが、ライトグリーンの3人のイラストと、胸ポケットにアーニャが隠れているタイプはいいかなと思っていたけど(着ないけど)、オンラインで確認するとやはり売り切れている。
        ライトグリーンは何度かリロードするとLサイズが出てくるので、購入しようとするとそこで無くなる。
        昼休みと3時休憩はそれの繰り返しで、さすがに諦めかけたが、仕事終わりの5時過ぎに見てみるとSからX Lまで在庫があったので試してみたら1枚買えた。
        オンライン購入だと、SPY×FAMILY仕様のダンボールで配達されるのでこれも楽しみ。
        しかし、アーニャに関しては全滅のまま。

        というわけで、仕事終わりにユニクロで見てみようと、駅構内にある店舗に行ってみることにする。
        東京駅はさすがに無さそうなので品川駅に行ってみるとアーニャ以外は全部揃っていた。
        とりあえず、ライトグリーンを1枚買って、そのまま帰ろうと思ったら、公式サイトで各店舗の在庫が確認できることを発見。
        銀座の中央通りとマロニエゲート、原宿店にはあるとのことで、2店舗ある銀座に行くことにする。


        【品川駅構内にあったライトグリーン】

        仕事帰りの妻と待ち合わせることにして、マロニエゲートに行くと、1階でアーニャのTシャツを持った店員のお姉さん(可愛かった)がいたので売り場を聞いて直行。
        売り場は4階でわかりづらい場所にあり、お目当てのTシャツは既に1枚も無い。
        4階で合流した妻ともう一回フロアを回ってみたものの、やっぱり無い。
        時間的に仕事帰りの人達に買われてしまったのだろう。

        銀座の中央通りの店もどうせ売り切れているのだろうと覚悟して一応行ってみることにする。
        ところが意外なことに、在庫がけっこうある。棚の所には数人集っているので、何の躊躇もなくさっさと妻の分と2枚確保してレジに並ぶ。
        前に並んでいるお姉さんもしっかりとアーニャとライトグリーンを1枚づつ持っている。
        この調子だと、あと少しで銀座店の在庫も無くなるだろう。


        【アーニャが胸ポケットに隠れている 胸ポケットにはステラとトニトがあしらわれている】


        【胸ポケットの中】

        気がつけば、そんなに欲しいとも思っていなかったTシャツをついつい4枚も買ってしまった。
        恐るべしSPY×FAMILY。

        Tシャツをゲットして夜の銀座の街に出れば腹の虫が鳴く。
        ちょうど、目と鼻の先に銀座ライオンがある。


        【銀座ライオン】

        せっかくだから、久々に銀座ライオンでローストビーフをつまみに生ビールを飲みたい。
        迷わずライオンに突入して、ローストビーフを頼むと無情にも売り切れと言われる。


        【金曜日だからか満席状態】

        ええっ!?まだ7時じゃん?5時と7時に焼くんじゃなかったっけ???と呆然。

        まあ、コロナ禍の中、いろいろとあるんだろうとガッカリしながらも納得して、ウィンナーの盛り合わせやフライドポテト、カルパッチョなどを頼む。


        【ウィンナーの盛り合わせとタコのカルパッチョ】

        さらにメニューを見ていると、

        ミックスナッツ

        なんてあるので、当然注文する。


        【ミックスナッツ】

        特大ジョッキを頼んでミックスナッツを頬張ると、何故か頭の中に流れ出す曲はオープニングテーマ曲のヒゲダンの「ミックスナッツ」ではなく、エンディングテーマ曲の星野源の「喜劇」。

        ???と思いつつも、SPY×FAMILYをコンプリートしたような気分になる。

        生ビールとミックスナッツにステラひとつと、ローストビーフが無かったのでトニトひとつを勝手に銀座ライオンに与えて表に出ると、夕立ち後の澄み切った夜空にステラがひとつ輝いていたような気がした(輝いているとは言ってない)。

        JUGEMテーマ:漫画/アニメ




        改修工事中の紀伊國屋ビル名店街

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          新宿の紀伊國屋ビルの地下にあった紀伊國屋ビル名店街が耐震補強工事のために一店だけ残して休業している。
          残っているのは地下道からのエスカレーターを昇った先にあるカレー店で、それ以外は全部休業している。


          【改修工事中の紀伊國屋ビル名店街】


          【カレー屋さん】

          記憶によれば、このカレー店の向かいにラーメン屋があって、そのラーメン屋には住居表示の紺色の縦のホーローのプレートが張ってあって、「福岡市博多区」だったか、「博多一丁目」だったか、とにかく「博多」と書いてあった。
          おそらくとんこつラーメンの店だったはずだが、地下道からのエスカレーターを昇って名店街に入るとすぐに目に付いたので、アイキャッチとしては秀逸だったと思う。

          残念ながらとんこつラーメンは苦手なので一度も入ったことはないけれど、紀伊國屋と言えばあのプレートを思い出すほど、インパクトは強かった。
          最近前を通ってなかったけど、改修工事以前のかなり前に無くなっていたような気がする。

          それ以外の店舗もエスカレーター下の横にあったMITSUMINEはかなり前に閉店して、、一階の仕立て服の英国屋も閉店している。


          【紀伊國屋への地下からの入り口】

          紀伊國屋書店へのアプローチとして、お馴染みだった光景がどうなるかは工事後を待たなきゃいけないけど、紀伊國屋の独特の雰囲気だけは失わなければいいなと思う。

          JUGEMテーマ:東京




          ネーミングに難?三平ストア〜新宿

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            新宿東口アルタの裏通りに新宿サンパーク三平本館というビルがある。
            それが正式名称かどうかは知らないが、ここの三平ストアはそこそこ名前を知られている。
            これまたよく知らないけど、おそらくビルは三平ストアの持ちビルなんだろう。

            新宿東口から行けばアルタの裏通りにあるが、裏側は靖国通りに面しているので、おそらく裏側が表側なのだろう。
            三平ストアは地下の1、2階にあるので地下街の新宿サブナードからも入ることができる。


            【アルタ】

            そんな新都心新宿の好立地にある三平ストア及び三平ビルなのだが
            何故か洗練されているとは言い難く、ローカル臭すら漂っている。


            【洗練とは無縁の389と書いてサンパーク】

            昔は地方の駅前食堂みたいな雰囲気の直営レストランが5、6階にあったが、ネット情報を見てみると小綺麗に改装したみたいで評判もそこそこになっている。
            出てくる料理もそれなりの微妙なものだった記憶がある。

            問題は現在の店名で、6階に「三平」が5階に「はやしや」がある。
            三平ストアの直営(多分)なんだから、「三平」はわかるにせよ、「はやしや」ってのはどこから出てきたんだろう?
            「三平」と「はやしや」なんて店が上下にあれば、誰だって「林家三平」を思い出す。
            三平だから安直に落語家の「林家三平」を連想して付けたのかもしれないにせよ、表から見ると三平が上ではやしやが下になっているから、「逆じゃねーの?」って思ってしまう。

            正直、どうでもいいんだけど、ここの前を通るたびにモヤモヤしてしまうのは俺だけでは絶対にないはずだ。

            JUGEMテーマ:東京




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